まとめ

過去ログ534 2015/8/14 9:14

★日曜日
札幌3 1/2

シャトルソニック
データ
ダートの6戦目までは全て締まった速いダートで、パサパサの良馬場は2走前が初めてとなりましたが結果は1番人気で4着。3走前は脚抜きが良く圧倒的に前が有利な馬場状態。2着馬が促して先手も、雁行のまま暴走する馬もなく進み、それほどペースは速くならずにこの条件で前半34秒5で十分に息も入る展開。2番手にいた勝ち馬が制し、好位組の方がむしろ後ろからの馬よりも速い上がりを使えていると言うスピード持続力勝負となりました。この馬は締まった馬場で好走していながら、この締まった馬場を気にしながら走っているとの事で、『良馬場でパフォーマンスを上げてくる可能性が高い1頭』と見ていましたが4着に敗れてしまいました。敗因は初の1000m戦と言う事でスタート後に前に入られてしまい流れに乗りきれなかった事です。1000m2戦目の前走はハイペースの差し決着で2着。テンにやり合って前には厳しい流れとなり、3コーナーから勝ち馬に被せに行って一緒に進出する格好となり直線では追い上げようとするも1馬身の差が最後まで詰まりませんでした。最後まで1馬身差のままで併走状態となっていたため、この馬は前に抜け出す意思の無いタイプの可能性があります。こういうタイプは前との差を詰めてきても、ある程度のところまで差が詰まると、抜かそうとしないため、勝ち味に遅く2,3着が多くなります。理想は1200m戦だけに、ここも頭よりも2,3着付けで狙いたい1頭です。

水飛沫上がる高速不良馬場。外の方の各馬が行き脚良く、隊列の前を外枠が固める。比較的ペースは淡白。4角でシャトルソニックが狭い所で強引に間割って入った時に1列目7枠の馬2頭に不利あり。逃げたウェーブランチャンがまた直線で挙動不審になり急に甘くなる所を、射程圏で回っていた差し馬がジリジリと交わす。最後は8枠2頭の叩き合いで、セイウンアワードがギリギリ凌ぎ切った。同じ条件で負けていた馬同士の争いで、枠順や馬場影響もあったはず。


フクノグローリア
内有利馬場。Mペース前残り。Mペースといってもスローに近いか。前に行った3頭が直線で猛烈な叩き合い。ほとんど3頭並んでの入線だったが、ハナだけ勝ち馬が出ていた。コウユーココロザシは外枠+出負けでは確かに厳しいが、早々に抑えて下げてでは持ち味もへったくれもない。何をしたかったのか分からない騎乗。ほとんどレースに参加してない。

開幕週の絶好馬場。内枠の奇数枠が出遅れ顕著。外からヴァンドデセール、アースエンジェルが先手争いをし2列目のポジション争いも結構激しい。それほど緩まずに進んで2番手のアースエンジェルが直線で先頭。2番手争いが熾烈で好位勢がみな脚色一緒になる中、外からフクノグローリアが凄い脚で猛追。最後首の上げ下げでアースエンジェルが制した。ラスト1Fも決して止まるラップにはなってないので、本来は前が残る展開。この流れを速い上がりで追い詰めた2・3着馬は偉い。次走も注意。

ミネッサ
データ
3走前は7カ月の休養明けの1戦で3着に好走。このレースは前日の雨の影響が僅かに残っていて、時計はかなり平凡な1戦でした。上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎで、差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、時計的には低レベル凡戦と言えます。その次走もテン争いはありましたが、ラップ的にはMペースという程度で、それでも残せない先行馬。一旦引いて立ち回りは上手かった2着馬でしたが、それでも末はジリジリで結局差し馬に捕まる格好。時計も平凡で全体的に低レベルな一戦と言えます。休み明け2戦は低レベルなもので、大きく評価は出来ません。

★日曜日
札幌3レース
ウェーブランチャン
データ
短い距離なら芝・ダート問わずに安定して走れている1頭。1200mでも折り合いを欠いてしまうため、距離短縮はプラスとなりそうな1頭です。

水飛沫上がる高速不良馬場。外の方の各馬が行き脚良く、隊列の前を外枠が固める。比較的ペースは淡白。4角でシャトルソニックが狭い所で強引に間割って入った時に1列目7枠の馬2頭に不利あり。逃げたウェーブランチャンがまた直線で挙動不審になり急に甘くなる所を、射程圏で回っていた差し馬がジリジリと交わす。最後は8枠2頭の叩き合いで、セイウンアワードがギリギリ凌ぎ切った。同じ条件で負けていた馬同士の争いで、枠順や馬場影響もあったはず。

クラウンシトラス
データ
前走は不良馬場での消耗戦。周囲を気にする面があるため、前走はブリンカーを装着していましたが、効果が見られて楽な感じで好位からの競馬ができていました。終いも良く伸びており、叩き2戦目の今回は上積みが見込めます。

雨影響でズブズブの重。濃霧が出て薄暗い。内枠のフラワーフェスタが逃げて序盤の隊列はすぐに決まったようで、それほど争いもなく淡々と進む。2番手クラウンシトラスが4角で前に出た所から2列目の馬も接近、直線はほとんど全馬脚色一緒の叩き合い。好位で付いて回れてたノミネーションが、クラウンシトラスとの競り合いを制した。脚元や状況が不安だったのか、道中強気に出る馬がおらず、外枠の馬はロスが大きかった様子。


レッドファーレン
雨影響でズブズブの重。濃霧が出て薄暗い。内枠のフラワーフェスタが逃げて序盤の隊列はすぐに決まったようで、それほど争いもなく淡々と進む。2番手クラウンシトラスが4角で前に出た所から2列目の馬も接近、直線はほとんど全馬脚色一緒の叩き合い。好位で付いて回れてたノミネーションが、クラウンシトラスとの競り合いを制した。脚元や状況が不安だったのか、道中強気に出る馬がおらず、外枠の馬はロスが大きかった様子。

内ラチ沿いは見た目に荒れ始めたが、まだフラットやや内有利。スタート後にストロベリーズの内斜行で数頭が不利あり。内枠のウェーブランチャンがサッと先手、それにストロベリーズとジニアスミノルが並ぶ。道中の追い上げもないまま淡々とウェーブランチャンが徐々にリードを築き、後続の方がモタモタ。直線は2列目ハコ内にいたレッドファーレンが伸びて前でストロベリーズが粘り、僅かに最後ストロベリーズが粘り通した。道中はあまり緩みない持続戦で、後半の上がりは全馬ほぼ一緒になってしまった前残り決着。スピードのある馬が単純に少なすぎた。

★日曜日
札幌2レース
ワールドレジェンド
データ
前走は乾いた馬場で内が有利な馬場状態。内枠3頭が叩いて先手争いをし、1コーナーを奪ったのはマコトグランドゥ。2番手にゴットモーニングが並んで2コーナーで息を入れ、一旦は隊列が固まり、向正面からスパートが始まって直線は前2頭の一騎打ちかと言った所に内を進んだワールドレジェンドとメイショウテンロウが急接近。2・3着争いは混戦も、逃げたマコトグランドゥがもうひと伸びして見せて、最後は一杯に凌ぎ切った格好です。ワールドレジェンドは勝負どころで置かれてしまい、押しても叩いても藩の言うがひと息でした。これは2走前も同じように勝負どころでモタついていたため、今回は馬具を工夫して挑むとの事です。

水飛沫上がる高速不良馬場。6枠2頭が押し押しで何とか主張、2頭雁行に近い形で逃げる。むしろ2コーナー出口向正面でスパートをして、後続に脚を使わせる格好で展開し、手応えは前の2頭のマッチレース。しかし最後の叩き合いは、必死に食らいついていた3番手ダンツホーネットがもう一伸び。ほとんど好位勢同士の決着、速い馬場なりの走破タイム。追走スピードで劣る馬には厳しい条件だった。

レイズユアハンズ
淀みのないペースの中で後続の動きも早く、差し馬の展開。勝ったカゼノドリームは他馬が先に動いてくれたことが良かったが、これまでとは一変の内容で好時計勝ち。

ザッフィーロ
データ
ソエの治療をしながらの仕上げで、今回は初ダートとなります。買える要素はありませんが、関係者の馬券が入っており不気味な1頭です。

水飛沫上がる高速不良馬場。6枠2頭が押し押しで何とか主張、2頭雁行に近い形で逃げる。むしろ2コーナー出口向正面でスパートをして、後続に脚を使わせる格好で展開し、手応えは前の2頭のマッチレース。しかし最後の叩き合いは、必死に食らいついていた3番手ダンツホーネットがもう一伸び。ほとんど好位勢同士の決着、速い馬場なりの走破タイム。追走スピードで劣る馬には厳しい条件だった。

オーバーウェルム
乾いて前内有利馬場。内枠のエンカウンターが出鞭入れて先手も、2角で外からスプリングアースとサノタイクーンが並んでペースが落ちない。全く緩めていないにも関わらず、向正面で捲り集団が迫ってきて隊列が入れ替わり、その中から減量騎手騎乗のアクティブボスが先頭に並んで直線へ。エンカウンターは外に張る気配見せたが立て直し、最後アクティブボスとの競り合いを凌いだ。全馬ほぼバテて脚色止まる流れで、最後離れた3着にジャコバイティズムが入線。大半の馬が本来のリズムで走れずにバテている。