まとめ

過去ログ547 2015/8/20 19:29

★土曜日
札幌9レース
サトノセレリティ
500万クラスを連勝して同条件で挑んだ2走前はスタートで躓いてしまい、後方からの競馬となり6着。
この馬は腰の甘さがあるために、スタートが遅い事もあり、この距離は確実にプラスに作用します。
3走前の中山2400mでは少し折り合いを欠く面をみせていましたが、それでも地力の違いで2馬身差の圧勝。

前走はサパサに乾いたダートで前残り傾向。
49kgのトーセンラブリーが好スタートを決めて先手も、誰も競りかけず序盤は超が付くスローの展開。
それを向正面で打開したのがスリーヴェローチェで、一旦は先頭に並ぶほど。
しかしそれをサトノセレリティが制して先頭に立ち、最後に大外からシップウが凄い脚色で伸びて差し勝った格好。
結果的にサトノセレリティの仕掛けが早くなってしまいましたが、ここでは力上位の1頭と言えます。


オペラハット
前走は水浮く超高速不良馬場の高速馬場。
最初前に出ていたのはマルマロスでしたが、1周目スタンド前からジャストヴィークルが抑えながらも先頭に出て行って、どんどん引き離して逃げる展開。
向正面半ばから2番手以下の集団が接近し始め、先頭のマルマロスが3コーナーで交わしたのを合図に後続もどんどん追っ付けて進出。
ペースは楽にならず、ハイスピードのロングスパート勝負になり、地力で勝るスギノハルバードがいいタイミングで動けて凌ぎ切った格好。
スピードがないと勝負にならなかった1戦で、オペラハットは3〜4コーナーで手応えが悪くなってしまい、そこで離されてしまい8着。脚抜きの良い馬場では分が悪く、良馬場で見直したい1頭です。


バイタルフォルム
2走前に2400m戦に使われて4着となった同馬。
この時は雨が降って表面だけ湿るが標準馬場。
やや外枠が優勢で、先行有利な馬場状態でした。
少頭数でメンバーレベルも微妙の中、内枠のバイタルフォルムが逃げるとすぐ隊列が決まり、道中は2周目向正面まで全く動く所がなく、13秒台半ばのラップがずっと刻まれる団子の展開。
その流れを断ち切ったのが最後尾にいたデルマコテツの思い切った捲りで、そこからスパート合戦が始まり、対応できたのは人気の2頭で結局は上位人気馬の力どおりの決着となりました。
4着とは言え、3着馬からは7馬身離されてのもので、大きな評価はできません。


ヘルツフロイント
2走前の福島ダート1700m戦は軽めの馬場で時計勝負。
レース序盤はシャイントラベラーとソルプレーサの逃げ争いかと思われましたが、ソルプレーサは突っついただけで引く展開。
その影響でシャイントラベラーは脚を使ったあげく掛かって自滅。
逃げの技術の差が見られた序盤の攻防となり、後半はラップも落ちず時計の速い決着となりました。
ヘルツフロイントもクラス上位の時計では走っていましたが、勝ち馬が強過ぎた1戦です。
3,4走前は東京の2100mを使っていただけに、小回りの1700m戦は忙しかったように思えます。コース取りを考えれば地力上位は明白です。
この馬は4走前は1000万クラスの東京2100m戦で3着となっており、小回りの長丁場向きなタイプだけに降級3戦目の前回は小回りの2400m戦で勝ち負け必至かと思われましたが結果は2番人気で5着。
2着となったサトノセレリティからは2馬身離されての5着となりました。
道中は良いリズムで走れていましたが、ペースが上がったところでついて行けず、3コーナーで押して行くもエンジンのかかりが遅くて前の集団に追いつけませんでした。

前走の感じから、直線の長いコースは、要所に下りのあるコースで狙いたい1頭です。
今回も人気するなら妙味の点から切りたい1頭です。

★土曜日
小倉1レース
エキドナ
距離延長となった前走は小倉としては時計掛かる馬場状態で、1コーナーで緩みましたが向正面で捲りが入りペースアップする展開。厳しい展開になり、ペースアップしたところでついて行けず、最後は伸びるも3〜4コーナーで外を回らされたロスが響いての2着となりました。
コース慣れが見込める今回は展開次第でアッサリ勝てそうな1頭です。

クライシス
坂路で52秒台をマークし、距離延長で挑んだ前走は雨の影響で柔らかい馬場状態となり、平均ペースで流れて勝ち馬が馬場の真ん中を余裕で抜け出して圧勝する1戦となりました。
勝ったシルバーテーストは評判馬で、レコード勝ちとなり5馬身差の圧勝。
完全に相手が悪かった1戦と言えます。
この中間も坂路で52秒台をマークしていますが、今回は稍重馬場での時計だけに、上積みは更に見込めます。

★土曜日
札幌8レース
ラスパジャサーダス
昇級戦となった前走は、パサパサに乾き上がりが掛かる良馬場。
地方からの転入馬プレシャスヴィガーが好スタートを切って、2番手にラスパジャサーダスとティーエスカクタスが付いて回るも、テン争いが早々に決着して序盤の競りがない展開。
前の2頭で4角引き離し、後ろが遅れすぎてほぼ大勢決したかに思えた最後になって、降級馬のボーンレジェンドが脚色良く差し届いた格好。
良馬場にしては走破時計も速い方で、後続に2馬身の差を付けてクビ差の2着は大きく評価できます。
体も増えていた点は好感が持て、18キロ増でも太目感の無い仕上がりだっただけに、レースでは抜け出すのが少し早かったように思えます。
今回は鞍上強化で勝ち負け濃厚の1頭となります。