まとめ

過去ログ556 2015/8/27 18:24

★日曜日
札幌4レース
パンデイア
データ
2走前に乗ったルメール騎手の進言で初ダートとなった前走は脚抜き良い高速重馬場。出遅れた馬が多数いましたが、先行争いも5頭ほどが最初並んでいて、中からラックアサインが抜け出す展開。それほど中盤も緩まず進みましたが、スピードの乗りがいい馬場で先行勢の手応えは楽な様子でした。2番手追走のショウナンマラークが最初に直線で抜け出し、逃げていたラックアサインもなかなかの粘りを見せ、後続も脚色が一緒になってしまって、速い上がりでまとめての行った行ったの決着となりました。馬場の影響もあって走破タイムは非常に速く、スピード性能がないと厳しい1戦でしたがパンデイアは初ダートで砂を被りながらも気にせず最後までしっかりと伸びてコンマ3秒差の3着となりました。馬場と流れの分だけ最後は掴まえられませんでしたが、ダートにメドが立った1戦と言えます。

パサパサに乾いたダートで前残り傾向。休み明けのポリアフが混戦の中でサッと先手を奪い、遅めのペースで淡々と逃げる。途中で捲りも来るが勢いが中途半端で大勢に影響なし。直線最後まで踏ん張りが効いたポリアフは、走破タイムもまずまずで評価できる1頭。ジリ脚走法なので上ではどうか、だが。

ベストエビデンス
上がり掛かるバテ合い。流れはそれほど速く無かったが、人気上位馬が前に行ってそのまま粘り込みの決着。2着のベストエビデンスは初ダートだったこともあって前半はもたついたが、1頭だけ良い脚色で伸びており、慣れが見込める次はチャンス。

マラカイトスター
データ
2走前はパサパサに乾いたダートで、出遅れた馬が多数おり、内枠のマラカイトスターが先導し、7枠2頭が併走する格好。前半のペースが速すぎたわけではありませんが、フロイラインシチーが途中で捲って並んでコーナーで一切緩めず4頭雁行で直線に向き、内の2頭が抜け出す形となりました。逃げたマラカイトスターだけでなく追いかけた側もバテてしまい、勝ったオンユアマークのバテ度合いがマシだったという流れで、道中の通過タイムは標準ながら、走破タイムは当時の未勝利戦の中ではかなり遅いものでした。マラカイトスターは直線の長い東京コースを最後まで踏ん張っており、コンマ3秒差の3着となりました。前走は水飛沫が上がる高速不良馬場。最内から好発を決めたトリアンドルス、出鞭入れたマルトクビクトリーが併走で逃げ、道中それほど緩めず淡々としたラップを刻んで進む展開となり、道中後ろの馬が押し上げるにはペースが速く、4コーナーで前の4頭が後続を置き去りにする格好。逃げていたトリアンドルスが直線で脱落し、前の3頭の叩き合いになり、休み明けのガロファノが最後もう一伸びしての勝利で、マラカイトスターは半馬身差の2着となりました。このレースの走破タイムは優秀で、初勝利は時間の問題です。

パサパサに乾いたダートで前残り傾向。休み明けのポリアフが混戦の中でサッと先手を奪い、遅めのペースで淡々と逃げる。途中で捲りも来るが勢いが中途半端で大勢に影響なし。直線最後まで踏ん張りが効いたポリアフは、走破タイムもまずまずで評価できる1頭。ジリ脚走法なので上ではどうか、だが。

イロジカケ
データ
前走は短距離路線からの延長馬エメラルエナジーが先手を奪う展開となりましたが、コントロールが難しいのか後続が早めに殺到したか、単騎で行ったはずなのに案外息を入れられずオーバーペース気味になっていました。後続も2頭づつ並ぶ隊列でペースダウンできないまま3コーナーへ進入し、後続はほぼ追っ付け通しの形となりました。4コーナーで少々馬群が膨れ、直線に向くと先団がみな脚色がバッタリとなり、中団内でロスなく運べたイロジカケとモアニレフアが良い形で伸び、この2頭の一騎打ちとなりました。最後は減量がある強みか、ヨレながらもモアニレフアが凌ぎ切った格好です。このレースは全馬がバテてる流れで前で残せただけで、走破タイムも上がりも平凡な1戦と言えます

Hペース差し決着。3着のハヤブサが緩めず運んで差し馬の展開に。勝ったクロイツェルには展開も向いたが、鞍乗が上手く立ち回って地力を活かした形。

★日曜日
札幌2レース
レインボーライン
小雨だがまだ良、前内有利の状況。好スタートを決めたラブレオが先手、1コーナーはそのすぐ後ろで渋滞あった。競りかける馬がゴールドラッシュぐらいで楽にコントロールが効き、向正面で十分息が入る流れ。徐々にペースアップすると後続が追っ付け通しの手応えになり、直線もそのまま手応え良く振り切った。逃げ馬の完封と言える展開。3コーナー以降上手く勢いに乗せられた差し馬が、離れた2着争いに。後は脚色一緒。

開幕週で絶好の馬場。少頭数の新馬戦らしい緩い流れになり、前に行った馬での決着。勝ったプロフェットは押し出されるような形でハナに立ったが、ほとんど追われることもなく完勝だった。

ティソーナ
開幕日の絶好馬場で時計速いが差しが決まる状況。内枠のミスズスターが逃げ込んでスローに落とし、直線二枚腰で粘りそうだった所に、直線ジープルメリアとキャンディバローズが、弾ける脚を使って猛追。上位2頭は目立って良い脚で、他の条件でも十分通用しそう。

フィールドジャルム
スロー4F勝負。3着のジョルジュサンクが楽にハナを奪って直線では抜け出したが、脚色が鈍ったところで人気の2頭が強襲。勝ったスターオブペルシャはコーナーで膨れたりとまだ幼い面は見せたが、ここでは決め手が一枚上だった。

時計は掛かるが馬場はフラット、やや先行有利。内ヨレ・接触多めで、スタートで行き脚付いたのが内枠のヨシオとヨレたドナルチア、不利がなかったアーマンディ。隊列決まった後は緩めて進み、4角は先団ひと塊。事実上直線2Fのみの上がり勝負の格好になり、切れる脚を使えた馬が勝ち負けに。ドナルチアは弱点もありそうだが今回はスンナリ運べた。最初後手を踏んだが2着に食い込んだコウセイカルメンは、次走も注意したい。

ザスターイズミー
全面的に蹄跡多く残る。仮柵移動後で内有利傾向。内枠のヘッドストロングが押して逃げるが序盤にテン争いほぼ起こらず、ハロン13秒台が3回も刻まれる超スロー。それでも3コーナーから大半の馬が追っ付けていてバテる馬も出て、直線では勝ち馬以外ほぼ一杯一杯の脚色。平凡なペースなのに距離の影響なのか脚が止まり、結果的に前が残る流れ。時計的にも凡戦。

★日曜日
札幌1レース
ヨシオ
パサパサに乾いたダートで前残り傾向。大外枠のスティルプリンスが比較的楽に逃げて、3F目も緩んだままで序盤のテン争いせず。前の組が持ったまま、中団からの馬も手応え残しつつ前に進出。直線に向くと逃げたスティルプリンスが一杯に粘る所に、最後ビービーサレンダーが確り伸びて完勝。1000mにしては珍しく前半が遅く、後ろの組は脚色一緒となってしまった展開。前に行って粘れなかった馬は次走要注意。

スティルプリンス
パサパサに乾いたダートで前残り傾向。大外枠のスティルプリンスが比較的楽に逃げて、3F目も緩んだままで序盤のテン争いせず。前の組が持ったまま、中団からの馬も手応え残しつつ前に進出。直線に向くと逃げたスティルプリンスが一杯に粘る所に、最後ビービーサレンダーが確り伸びて完勝。1000mにしては珍しく前半が遅く、後ろの組は脚色一緒となってしまった展開。前に行って粘れなかった馬は次走要注意。

サウンドダンサー
良馬場発表だが直前強い雨、前内有利の状況。スタートは出遅れ多数。外枠のサウンドダンサーがサッと先手を奪い、内枠各馬が前を固める。向正面ですぐにペースダウン、3コーナーから徐々にペースアップする理想的なレース運びで逃げ馬が一杯に粘るが、2番手のアラモアナワヒネがそれを楽に上回った。好位組に楽な流れだったが、サトノサンシャインは弾け切れず2着確保がやっと。スミレも案外弾ける脚がない。