まとめ

過去ログ559 2015/8/28 7:39

★土曜日
札幌2レース 2/2

メイショウテンロウ
3走前はヒロノドラムから2馬身半離されての3着。勝負どころでも我慢していたヒロドラムとは対象的に、こちらは勝負どころで勝ちに動いて一度は2番手に上がっていましたがその分だけラストに甘くなってしまい展開のアヤでの3着でした。
4走前は内枠3頭が叩いて先手争いをし、1コーナーを奪ったのは勝ち馬で2番手に3着馬が並んで2コーナーで息を入れ、一旦は隊列が固まる展開。
向正面からスパートが始まり、直線は前2頭の一騎打ちかと言った所に内を進んだワールドレジェンドとメイショウテンロウが急接近して最後に3着馬を交わしての2着。
このレースは走破タイムは標準で上位4頭は高い評価が出来ます。前走は乾いて標準馬場でやや外枠が優勢で、先行有利な馬場状態。
少頭数でしたが大半が出遅れ、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる展開となりました。
向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列となり、その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリードを取り、直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離す格好。このレースはメンバーレベルが低く、評価できるものではありません。
前走はディーエスレイザーと対戦して5着。
1コーナーで内に潜り込み、ポケットをロス無く立ち回りましたが勝負どころでは前から離されずに食らいつくのが精いっぱいで何とか掲示板を確保。
安定感はありますが、ワンパンチが足りず勝ち切るのが難しい1頭です。


レイズユアハンズ
前走は上がり掛かるバテ合い戦で、流れはそれほど速く無ありませんでしたが人気上位馬が前に行ってそのまま粘り込みの決着。
外から競馬をしていましたが、4コーナーではかなり外を回らされる形となり、ワンペースな走法で結果は5着。
札幌こーすで要求されるスピードが足りず、広いコース向きの1頭です。

★土曜日
札幌2レース 1/2

ディーエスレイザー
連闘で挑んだ2走前はブリンカーを外して道中の行きっぷりが良化していましたが、4コーナーで外に持ち出す時に躓いてバランスを崩す場面がありました。
直線はもう一度グイッと伸びていましたが前には届かずの4着。
前走はHペースの差し決着となり、3着のハヤブサが緩めず運んで差し馬の展開。
道中は揉まれずに運べ、3コーナー過ぎからムチを入れて進出すると直線では勝ち馬を渋太く追ってコンマ1秒差の2着。
ブリンカーを外してからレース内容が良化しており、揉まれない展開なら上位可能の1頭です。


クラウドサーファー
3走前は前走先行したビックマウンテンが改めて今回も主張してスンナリ逃げる展開。外枠の馬が2角で進出したのに対応して一旦リード、それに他の馬が追い縋れない展開。
3コーナー以降もグングン突き離し、直線は1秒以上差を付ける圧勝となり完全にラストはバテ合いの2着争いになって、むしろ追いかけなかった差し馬が間に合うと言う流れとなりました。
ゼトスとはクビ差の3着となりましたが、こちらは展開が嵌ってのもので、大きな評価は禁物です。
2走前は12キロ増で太めの馬体で5着。

前走は再び440キロまで絞り、近走と変わらないタイムで走れていましたが結果は8着。
芝からの転戦馬ダイワパフォームが最内枠から逃げ、道中ほとんど早過ぎず緩めず淡々とした流れとなり、ルメール騎手のクロイツェルが一段外を追い上げたぐらいで逃げ馬にプレッシャーが無い展開となりました。
ダイワパフォームと2番手ルノンキュールが競りながら直線に向き、外から差す馬もおらずほぼ一騎打ちの形で、最後はルノンキュールが競り勝ち、最後までラップが速く、総合的に好タイム決着となりました。


タマモアタック
3走前は1番人気で7着に敗れましたが、ゲート内でうるささを見せて、道中も全くハミを取っていませんでした。鞍上に促されてもフワフワして進んで行かず、行きっぷりがひと息で見せ場が無い1戦となりました。立て直された2走前は勝ち馬に6馬身ちぎられましたが2着に好走。
この時は乾いて標準レベルの馬場状態で、やや外枠が優勢で先行有利な馬場でした。少頭数でも大半の馬が出遅れてしまい、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる形。向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列となり、その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリードと取っていましたが、直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離してしまう格好。
タマモアタックはゲート内で待たされて体勢の悪いスタートでしたが、出ムチを入れて前に行き、好位の馬込みで運ぶ展開となりました。休み明けで12キロ増でも良い位置で競馬が出来たのは収穫だったと言えます
前走は中盤で流れが落ち着き、前残りの流れ。
発馬を決めて押して行くも、外の馬が速く好位の内にポジションを取っていましいたが、前に離されずについていくのが精いっぱいで、最後はピリッとした脚が使えずに6着となりました。
この馬は外枠から勢いをつけていくレースで好成績を残しているだけに、理想は外枠となります。


キクノステラ
3走前は内枠からハナに立ち、縦長でペースが一定しない展開での逃げ。単騎で逃げられましたが、ラスト600m付近で外から来られてしまいリズムを崩して結果は4着。他馬を気にしたり、先頭に立ってフワフワする若さを見せていました。
前走は湿りかけの良馬場で前有利な馬場状態。
最初ヨレて出たソラノカナタが鞭連打して強引に先手を取りましたが、それを楽に追いかけるモンドクラフト。2列目の組もそれほど急ぐ様子なく淡々と進み、ソラノカナタが3コーナー過ぎで脱力した所にモンドクラフトが先頭。
ペースを落とさず勢いに乗って押しきり、後続を引き離す完勝。
このレースは走破タイムも速く、勝ち馬の後ろを離されずについて行き、揉まれずに渋太さを見せての3着となりました。
頭からは狙い辛い1頭ですが、上位可能の1頭です。

★土曜日
札幌8レース
ウエスタンラムール
昇級戦となった3走前は揉まれない位置にポジションを取り、3コーナーでは後続が来ると被せられないように一緒に進出し、2ハロン標で2番手に上がる展開。
勝ち馬には4馬身突き放されましたが、後続は完封しており、昇級戦でメドを立てました。
昇級2戦目は重馬場決め手勝負。
馬場を考慮すればペースは速く無く、キレ勝負。ここでは終始手応えに余裕がない感じでしたが、4コーナーで前に並びかけて1ハロン標で先頭に立つも、2頭の決め手に屈しての3着。
時計の速い決着で持ち時計を詰めて内容十分の1戦でした。

前走は3キロ減起用の2頭が前に行って落ち着いた流れ。
結局最後まで止まらずにマッチレースの形になってしまい、3番人気ながら9着に大敗。
道中で揉まれてしまった事が大きな敗因で、最後はアップアップとなっていました。
揉まれない展開なら巻き返せる1頭です。


カシノキングダム
左回りでは手前を替えませんが、右回りではスムーズに手前を替える1頭。
4走前はブリンカー着用+右回り+距離短縮で得意とは言えない不良馬場で4着に健闘しました。
この馬は小回り1000m向きのタイプで、良馬場なら高いパフォーマンスが期待できます。
連闘で挑んだ3走前はハイペースの差し決着。
1頭が大逃げの展開になり、差し馬の競馬。勝ったリッシンロケットはテンに行けませんでしたが、2着のカシノキングダムと同じ位置から併せながら脚を伸ばしていました。
カシノキングダムは外を回る形でも最後まで脚色が衰えておらず、立ち回りひとつで勝ち負け出来る1頭となります。

前走は3連闘後の遠征が帰りでの1200m戦。
レースはスローで時計平凡の行った行った。
先団はごった返していましたが、中身を見れば未勝利より遅いペース。
決着時計も500万で13秒はさすがに平凡と言わざるを得ないもので、このレースで見せ場なく13着となったのは使い詰めの疲労が影響しているように思えます。
今回は得意の1000m戦に戻りますが、状態面での不安の方が大きい1頭です。


ビバワールド
2走前は雨が降って表面だけ湿るが標準馬場。
内枠のタマモエスカルゴが先導し、ペースはそれほど速くありませんでしたが常にリバーコンサートとの競り合いで、直線は2頭とも粘りが甘くなっていました。
道中無理せず追走していた中枠の有力馬が徐々に接近し、直線で隊列入れ替わった後の叩き合いになり、全体タイムはかなり平凡な方で最後は人気馬含む4頭の接戦となりました。
ビバワールドは砂を嫌がっていましたが、3コーナーで気合が乗ってからは真面目に走っており、勝負どころでは手応え十分で前を射程圏に入れましたが、直線は内からしっかりと伸びるも半馬身差の2着となりま前走はした。
前走中団につけるも、馬群の中で囲まれると砂を被って嫌がる面を見せて終始フラフラとした走りで、外に出されてからも脚を使えていませんでした。
スタートに難があり、買いづらい1頭です。