まとめ

過去ログ570 2015/9/4 10:50

★土曜日 
札幌3レース

ヌンチュルラ
3走前は逃げて2着となった同馬。
この時は3カ月の休み明けで少し緩めの馬体でしたが、スッとハナを奪うとスイスイ気分良く運べており、最後は勝ち馬の決め手に屈してタイム差無しの2着。
2走前は中1週で使われて好スタートを決めましたが、外枠だったために2番手からの競馬となり、楽な感じで直線を向かえていましたが追われてからが案外で自分の形に持ち込めずに4着。
前走は同型が追っ付けて主張しヌンチュルラは押して二の脚で内からハナを主張。
外からサンライズシーズンが迫り、3頭雁行であまり息が入らない流れとなり、かなり厳しい展開となりました。
直線で真ん中のワンダーグロワールが抜け出すが脚色に余裕はなく、最後外からサトノハーデスとパイロスターが猛追。最後1Fでラップが急落し、差し馬が間に合う流れとなりました。
外2頭にピッタリ来られる厳しい展開でしたが、交わされてからも渋太さを見せて流れ込み4着。
行ききる形なら逃げ切り可能な1頭です。

ダンヴィル
芝ではワンパンチ不足のため、前走はダートに使われ枚ましたが、ダートでも甘さを見せて最後は芝と同様にジリジリになってしまい4着。
理想的な位置取りで進めていましたが、直線で追われてからはジリジリで伸び負けした格好。
ワンペースで決め手に欠けるだけに、行ききった方が良さそうなタイプです。


ポットフィズ
前走はダンヴィルに3馬戦先着しての2着。
前走は有力各馬がみな差し馬というメンバー構成で、中枠のエビスフラワーが逃げ、外のエターナルカラーが押して2番手。
人気薄の馬が前を固める流れでしたが、直線に向いて逃げたエビスフラワーの二枚腰が良く、クビ差粘っての勝利。
早めに先団に追いついたポッドフィズが良い追い上げを見せて前に迫りましたが、2頭の一騎打ちで逃げ馬を最後まで交わしきれませんでした。
ただ、時計は馬場差を考えてもそれほど速く無いため、大きな評価はできません。


ワンダーグロワール
短期放牧明けの前走はヌンチュルラにコンマ1秒先着。14キロ増で馬体に余裕が見られましたが、ダッシュを決めて2番手からの競馬となり、道中は外から被せられて4コーナーでは3頭横並びの形。
最後はゴール前で勝ち馬の決め手に屈して半馬身差の2着。
スタートが決まればここも上位可能の1頭です。

★土曜日 共通
札幌2レース
エミーズレシピ
新馬戦は勝ったリアルキングが逃げてそのまま粘り込む形での勝利となり、2着のダノンサンシャインは緩い流れでも折り合いが付いていましたが、いざ追われてからが甘く勝ち馬に1馬身半離されていました。
エミーズレシピははそこからハナ差の3着で、3コーナーからゴーサインが出されると4コーナーでは2列目まで進出し、直線では追われてからしっかりと伸びて良い決め手を見せました。
気難しい面を出さなければ2戦目の今回も上位可能です。

カラクプア
前走の馬場は小雨でもまだ良馬場で、前内有利の状況。
好スタートを決めたラブレオが先手を奪い、1コーナーはそのすぐ後ろで渋滞が見られました。
競りかける馬がゴールドラッシュぐらいで楽にコントロールが効き、向正面で十分息が入る流れとなり、徐々にペースアップすると後続が追っ付け通しの手応えになり、直線もそのまま手応え良く振り切った格好。
逃げ馬の完封と言える展開で、後続は脚色一緒。
カラクプアはワンペースでスピードが上がらず、後方からの競馬となりましたが直線はジワジワと伸びて4着。バテないタイプで、1ハロンの距離延長はプラスとなりそうです。

ジョルジュサンク
新馬戦は1コーナーで隊列が決まってゴールまでそのままとなり、極端に遅い流れで後続の出番はなく、勝ったアドマイヤはまだ物見しながらと若さは見せながらの完勝となりました。
ジョルジュサンクは外枠からの競馬でしたが、ペースが遅くなったため上手く3番手にポジションを取って追われて渋太く伸びて2着となりました。
初戦の稽古ではビッシリとしていなかっただけに、上積みが見込めた前走でしたが結果は3着。
前走はスローの4F勝負となり。3着のジョルジュサンクが楽にハナを奪って直線では抜け出しましたが、脚色が鈍ったところで人気の2頭が強襲。
途中で捲ってくる馬もいて3コーナーから出して行っただけに、あそこで引くわけにもいかず、展開が向きませんでした。
掛る心配が無いタイプなだけに、距離延長は問題ありません。

★土曜日 共通
札幌11レース

リッジマン
この馬は血統的要素も読みにくいところはありますが、前走を見ても出して行ってペースを平均的に刻みつつも一脚を使ってきたという点で見て単調なスピードタイプといわけではありません。
少なくともコントロールして後ろが仕掛けてからの仕掛けでしっかりと2列目を出し抜く脚を使えていました。
ラップ的に見ても札幌の馬場で動けていた点で評価は必要で、距離延長で楽にレースを作れれば怖さはあります。
ただ、クローバー賞はハイレベルとは思えず、同日未勝利がレコードでラストも落としていない中で2頭入ってきていることを考えても、1500m戦としては高い評価はできません。
この距離でも出脚自体は前走イマイチだったので、リアルキングやアフターダークといった1800mでセンスある逃げを見せた2頭相手にどう戦っていくかがポイントとなります。