まとめ

過去ログ573 2015/9/8 13:55

★日曜日 1鞍
中山11レース

京成杯

レッドアリオン
前走の関屋記念はスッとハナを取り切ってレースを超スローにコントロールして1000m通過タイムは59.3秒。
直線序盤でまだ2馬身ほどのリードを保ち、そこから追い出されるが反応鈍く最後は並ばれましたがラスト2ハロンを10.7→11.4秒でまとめて押し切りました。
4コーナーまでの持って行き方は理想的で完璧な競馬でしたが、馬が一頭になってソラを使ってしまい、最速地点で2列目に取り付かれてしまいました。

関屋記念は展開的に恵まれた一戦と言え、嵌ったレースとなりました。
ただ、今回の中山コースではまだ底を見せておらず、この馬の自在性は大きな武器となります。
中山マイルは3戦して1,2,14着。
14着のダービー卿CTは緩い馬場を気にして出遅れ、押して挽回して中団にポジションを取りましたが2コーナーで狭くなってしまい手綱を引っ張るロス。
これでリズムを崩してしまい、直線では前もゴチャついてしまい何もできないまま14着で参考外の1戦と言えます。
前走が恵まれての勝利で人気を背負わないなら中山で更にパフォーマンスを上げてきそうなだけに、狙いたい1頭です。


ヤングマンパワー
前走の関屋記念は五分のスタートから無理せずじわっとポジションをとって行ってレッドの外で進めていく展開。
3〜4コーナーでも2列目の好位の外でしっかりと進めて直線に入ると追い出されてから少し内にフラつく場面はありましたが反応良く伸びてきてL2の最速地点でもスマートオリオンやレッド同様しっかりと伸びて3着。
これまでのこの馬のレース傾向からも、タイプ的には最速地点で切れるタイプではありませんでしたが、良い意味で裏切っての好走となりました。
前走でハッキリしたのは、ジリっぽいようでトップスピードを要求された方が良いタイプという事で、それでレッドアリオンと最速地点で差のない競馬だったというのも収穫でした。

★日曜日 研究
阪神11レース
セントウルS

このレースは、2006年以降の勝ち馬は全てサマースプリントシリーズの重賞を使ってきている馬となっています。

2006年以降の勝ち馬
2014年リトルゲルダ   (前走北九州記念)
2013年ハクサンムーン  (前走アイビスSD)
2012年エピセアローム  (前走北九州記念)
2011年エーシンヴァーゴウ(前走北九州記念)
2010年ダッシャーゴーゴー(前走北九州記念)
2009年アルティマトゥーレ(前走アイビスSD)
2008年カノヤザクラ   (前走アイビスSD)
2007年サンアディユ   (前走北九州記念)
2006年シーイズトウショウ(前走キーンランドC)

ペースで見るとハイペース気味の平均ペースで収まっていますが、昨年は極端なハイペースとなりました。
このコースは3コーナーまでの距離が非常に短いコースなため、テンの1Fの速さが要求され、内枠から行ききれずに苦労する逃げ馬も目立ちます。

4コーナー5番手以内につけた先行馬で、スッと動ける機動力を持った馬が有力候補となります。

ステップ別の傾向では北九州記念組・アイビスサマーダッシュ組が好成績

北九州記念(5-1-3-49)
アイビスサマーダッシュ(3-0-0-3)

アイビスサマーダッシュ組は成績上位(3着以内)の馬が好走していますが、北九州記念組は成績に関係なく好走しています。

★日曜日 マルス
阪神11レース

セントウルS

流れは、テン-上がりのラップ差がほとんど変わらず、過去5年全て『一貫』の流れ。
展開的には差しが最も恵まれますが、開幕週ということもあり好走馬のほとんどが4コーナー5番手以内の逃げ・先行馬となっています。
過去10年での4コーナー5番手以内の馬が23頭馬券に絡んでいます。
ただ、この23頭のうち9頭の前走は4コーナー5番手以降でした。

血統の傾向は、サクラバクシンオー産駒が得意とする重賞(=07年2着→08年1着カノヤザクラ、08年3着スプリングソング、10年1着・11年3着ダッシャーゴーゴー、13年1着ハクサンムーンは母父サクラバクシンオーなど)で、好走馬も多くなっています。
ヴァイスリージェント系やフジキセキ産駒なども好走していて、スプリント〜マイル重賞で強い血統がそのまま好走しやすいと考えられます。
また、近年は母父トニービンが好走していて、欧州スタミナ血統を有することでスピード持続能力が高まるような配合馬が狙い目となります。

前走北九州記念組は、過去10年で9頭が馬券圏内に来ており、前走の着順に関係なく差し馬の好走が多い傾向。前走小回りの小倉芝コースで外を回して届かなかったようなタイプは反撃可能。
前述した『23頭のうちの9頭が前走4コーナー
5番手以降』について、その9頭のうち、5頭が北九州記念組となります。
つまり、北九州記念組は前走で先行出来なかったタイプが、今回先行して馬券になるケースが見られます。
北九州記念組からの参戦でセントウルSで馬券になった馬の人気は1,7,11,4,5,2,6,4,2
で、穴馬候補として注意が必要です。