まとめ

過去ログ575 2015/9/10 17:25

★土曜日
中山6レース
ラバニーユ
軽い馬場でスロー上がり3F勝負。末脚比べで他より0.5秒以上も速い上がりを繰り出した勝ち馬が大外から差し切る。下位の方まで上がり33秒台の記録では、33秒前半を出さないと上位に食い込めず。2、3着馬も立回りとしては完璧だったが、今回は相手が悪かった。

開幕馬場でHペース差し・追い込み展開。1秒以上の前傾ラップで先行勢には苦しい流れ。また、中団組みでもこの流れで結果的に仕掛けが早かった馬も。後方追走組みに流れは向いたが、もちろんこの流れでバテずに脚を使えるということも必要。

テキスタイルアート
全面荒渋馬場も日差しが出て回復しかけ。中枠のビバナポリとジュンコアーが最初から促して併走逃げ。3角進入する前からペースダウンが始まり馬群がグッと凝縮していて、直線に向くまで一団。集団が皆馬場の外へ向かい、道中楽をしていた先行勢がなかなか止まらない。テキスタイルアートが先頭に立ちフラ付いた所に、好位内でモタついてたザハッピエストがもう一伸び効いて差し勝った。福島経由組に疲れが出ているのか、休み明け直前好調教馬が前で粘り通してしまい、後続を突き離す。差し馬が全然直線で追いつけてなかった。

デトロイトカフェ
全面荒渋馬場も日差しが出て回復しかけ。中枠のビバナポリとジュンコアーが最初から促して併走逃げ。3角進入する前からペースダウンが始まり馬群がグッと凝縮していて、直線に向くまで一団。集団が皆馬場の外へ向かい、道中楽をしていた先行勢がなかなか止まらない。テキスタイルアートが先頭に立ちフラ付いた所に、好位内でモタついてたザハッピエストがもう一伸び効いて差し勝った。福島経由組に疲れが出ているのか、休み明け直前好調教馬が前で粘り通してしまい、後続を突き離す。差し馬が全然直線で追いつけてなかった。

軽い馬場でスロー上がり3F勝負。末脚比べで他より0.5秒以上も速い上がりを繰り出した勝ち馬が大外から差し切る。下位の方まで上がり33秒台の記録では、33秒前半を出さないと上位に食い込めず。2、3着馬も立回りとしては完璧だったが、今回は相手が悪かった。

ハッピームーン
大逃げ展開で離れた2番手以下の後続はスロー上がり勝負。サンセドナが大逃げを打つが、直線は止まった。先行勢も粘りは見せているものの末としはジリ脚。そこを内からタピゴンが抜け出す。半ばで外に持ち出したボンジュールチカラ、開いた内めからジュモートリステが追い上げてくるが、ほぼ並んだところまで。結果的に内を通ってきた方が上がりでも着順でも上位になった。

パンデイア
データ
3走前に乗ったルメール騎手の進言で初ダートとなった2走前は脚抜き良い高速重馬場。出遅れた馬が多数いましたが、先行争いも5頭ほどが最初並んでいて、中からラックアサインが抜け出す展開。それほど中盤も緩まず進みましたが、スピードの乗りがいい馬場で先行勢の手応えは楽な様子でした。2番手追走のショウナンマラークが最初に直線で抜け出し、逃げていたラックアサインもなかなかの粘りを見せ、後続も脚色が一緒になってしまって、速い上がりでまとめての行った行ったの決着となりました。馬場の影響もあって走破タイムは非常に速く、スピード性能がないと厳しい1戦でしたがパンデイアは初ダートで砂を被りながらも気にせず最後までしっかりと伸びてコンマ3秒差の3着となりました。馬場と流れの分だけ最後は掴まえられませんでしたが、ダートにメドが立った1戦と言えます。前走はパサパサに乾いたダートで前残り傾向。休み明けのポリアフが混戦の中でサッと先手を奪い、遅めのペースで淡々と逃げる形。途中で捲りも来るが勢いが中途半端で大勢に影響は無く、直線最後まで踏ん張りが効いたポリアフは、走破タイムもまずまずで評価できる1頭です。パンデイアはルメール騎手騎乗となりましたが、レース前からテンションが高く、ゲート内でもチャカついて立ち上がっていました。ゲートを上に上がるように出てしまい、出遅れて後方からの競馬。向正面で一気に動いて先頭集団に並びかけましたが、そこまでに脚を使った分だけ勝ち馬には届かず、まともにスタートが切れれば勝ち負けできる1頭です。

発馬と4角で落馬する馬がおり、他の馬は動けず。上位馬はカラ馬の影響がなく運べており、展開も嵌まった形。

ボンジュールチカラ
大逃げ展開で離れた2番手以下の後続はスロー上がり勝負。サンセドナが大逃げを打つが、直線は止まった。先行勢も粘りは見せているものの末としはジリ脚。そこを内からタピゴンが抜け出す。半ばで外に持ち出したボンジュールチカラ、開いた内めからジュモートリステが追い上げてくるが、ほぼ並んだところまで。結果的に内を通ってきた方が上がりでも着順でも上位になった。

全面的に蹄跡残る荒れ馬場+雨で外伸び。内からコウユーココロザシが押して逃げたが、それにアクイーユとロッソマドンナがすぐ追いついて3角から1列目併走。比較的前半のペースも速めで、直線はコウユーココロザシがやや優勢、最後ゴール前残り30mほどで差し馬が一気に殺到する流れ。ゴール前のハナ差争いでギリギリ出たのが、道中最内を回って脚を溜めていたハイレベルバイオ。最後は0.1秒の間に7頭が入線する大接戦。レッドアフレイムは全く詰まった所無しで力を出し切った内容だが惜敗。逃げて最後まで粘ったコウユーココロザシは、馬場の悪い箇所をずっと通っていた。

★土曜日
中山3レース
パイロスター
乾いてパサパサ、フラットな馬場。内枠2頭が追っ付けて主張、外からサンライズシーズンが迫り、3頭雁行であまり息が入らない流れ。直線で真ん中のワンダーグロワールが抜け出すが脚色に余裕はなく、最後外からサトノハーデスとパイロスターが猛追。最後1Fでラップが急落し、差し馬が間に合う流れになった。サトノハーデスは少々直線で強引な捌きをしてやっと間に合った形。

軽い馬場でHペース時計勝負。前4頭で速い流れだが、勝ち馬以外は皆脱落。直線では勝ち馬が一旦独走態勢。それを唯一、猛然と追い上げた2着馬だったが届かず。3着以下は速い流れや時計に対応できなかった。勝ち馬も減量があるとはいえ、自分で展開作ってのもので、内容はある。

脚抜き良い高速重馬場。出遅れ馬多数。内枠のドリームメモリーがサッと出てしまうと、3コーナーが早い関係でほとんど絡まれずに進められた。4角手前からシゲルユタカマツリが大きく捲ってくるも展開はほぼ影響なし、脚を溜めつつドリームメモリー・ラスティハーツが前で粘る。逃げ馬が2番手を振り切り、パイロスターの接近も何とか退け、最後ウサギノカケアシの強襲を凌いでゴール。消耗戦ラップでゴール前失速気味だが、バタッと止まった気配ではなかった。

★土曜日
中山2レース
サンセットトウホク
ほぼ馬場は乾く。内外フラット。スタートを決めた4頭が序盤争うがどの馬も抑え気味、その中から内枠のサンセットトウホクが若干リード。特に捲る馬もなく、向正面から早くも極端にペースダウンし、固まった隊列のまま直線へ。ラスト3Fで急激にペースアップ、加速力勝負となるが、逃げて上がり33秒台で粘るサンセットトウホクを、最後尾にいたレプランシュが大外からズバ抜けた末脚で差し切ったから驚き。2着馬が完璧だったからこそ、なお勝ち馬の鋭さが光る内容だった。

タンサンドール
全面的に蹄跡目立ち、直線内ラチ沿いが緩んで伸びにくい馬場。外枠で好発を決めた各馬がみな控えて、内枠からニケトップランとショウナンライズが2頭併走で逃げる。前半3F33秒9とかなり速いペースで進むがコーナーで後続も早めに接近。直線に向くと馬群が横にブワッと広がる。馬場の内を狙った馬が伸びあぐねて、ショウナンライズ以下の大外へ向かった馬がジリジリ伸びる。逃げたショウナンライズはこの流れでも後半踏ん張る脚を見せ、タンサンドール以下の追撃を振り切った。上位3頭までは優秀で、上がりは掛かっているが内容は良い。