まとめ

過去ログ580 2015/9/11 13:24

★日曜日
中山7レース
メリーウィドウ
前走は早仕掛けの消耗戦となり、風の影響もあって向正面からペースアップしていました。
2列目で溜めた2、3着馬が比較的スムーズな内容でしたが、それを勝ち馬が外から差し切り。
メリーウィドウはハナ差の2着。
メリーウィドウはパワータイプで力のいる馬場向きですが、前走は締まった馬場をこなし、本来は馬込みには入れたくないタイプながらも前走は好位で我慢する競馬で好走しました。
最後は勝ち馬と離れていたためにクビの上げ下げで敗れましたが、併せる形ならコチラが勝っていた内容でした。
パサパサの馬場で外目の枠ならアッサリ勝てる力はあります。


タイセイティグレス
前走はメリーウィドウから半馬身差の3着。
初1800m戦で、休み明けだった事を考えれば現級での力上位は示しました。
3走前の福島ではハイペースのバテ合い戦で2着。
逃げ馬の主張があり前半から速い流れとなり、ラスト2Fが13秒台要するバテ合い戦となりました。
さすがにこうなると追い込み展開えすが、その中でも先行して2着となった点は大きく評価でき、内容的に濃い1戦と言えます。

エグランティエ
前走は上記2頭と対戦して1番人気に推されましたが、タイセイティグレスから5馬身離されての4着。
1800mという距離と、小さい馬だけに直線の向かい風が響いてラスト1ハロンでは脚が上がってしまいました。
2走前はハイペースの消耗戦。
逃げ馬をマーブルケーキがマークして行ったために緩みがない流れとなり、馬場も軽くて時計にも対応できないと厳しい1戦となりました。
このレースは馬体を戻す調整を施されていましたが、輸送で体が減ってしまった中での1戦でした。
このレースではメリーウィドウに先着しており、今回は巻き返しに期待したい1頭です。

★日曜日
中山1レース

フレンドソング
新馬戦は前日の雨の影響で緩んで時計が掛かる稍重馬場。外枠各馬が多数出遅れ、中枠の馬も衝突が複数ありました。フレンドソングが先手を奪いましたが、すぐ他の馬もやってきてお見合いしつつの雁行。コーナーで十分に息が入る展開となり、直線はある程度バラけながらの横5頭ほど併走、前が一杯に粘り込む所に内からペルソナリテ、外からダイワダッチェスとアドマイヤモラールが迫る展開で最後に追い込み馬が入れ替わって、決め手をしっかり使えた馬が上位に並ぶ結果となりました。
フレンドソングはハナを切って4着となりましたが。
2戦目はプラス12キロでテンションが上がり過ぎて競馬にならず、13着。
3〜5戦目は連続2着となりましたが、前走は渋って時計掛かり気味の馬場で2着。
あまり先手争いは起こらずに後半の追い比べ勝負となりました。
急かさずに自分のリズムで走れてメリハリの利いた競馬でしたが、勝ち馬とは枠順の差もあっただけに、今回も上位可能の1頭です。


ギンゴー
新馬戦は小雨パラついていましたが、馬場にはほとんど影響無く、スローの上がり3F勝負となり4着。
新馬戦らしく緩んで前残りの流れとなり、先行勢の追い比べからギンゴーが粘っていましたが、最後に勝ち馬が差し切る格好。
2戦目は軽い馬場でハイペース気味も前残りの1戦で5着。2週目でもまだ馬場の状態は良好で、結局内・前有利のまま差せる馬はいませんでした。

前走は稍重発表でしたが乾きかけて馬場はフラットな状態。
内枠2頭が先手を争いましたが3コーナー手前からコスモアルコンがヒマラヤキンランの半端な逃げを封じて先に前に出る格好。
3コーナーから後続も追い上げようと動きましたが、コーナーワークで外に振られるばかりで押し上げが中途半端になり、直線に向くとコスモアルコンが二枚腰を発揮して粘り込みを測り、2列目を丁寧に回った好位組がそのまま流れ込みました。
直線で差し込めるほどの脚を使った馬はおらず、アッサリした前残り決着となり、ギンゴーは好位の内に潜り込んで理想的な競馬で2着。
ハミを換えた事と、距離短縮でコントロールが利くようになり、今回も安定して力を発揮できそうな1頭です。

マイネルパッセ
前走は馬場入りしてからイレ込んでしまい、テンに行きたがる面を見せており、3コーナーで内に入れるとそこから折り合いがつきました。
気性はまだ子供なだけに、今回の距離短縮で折り合い面の不安は少なくなります。
落ち着いて走れるようになればチャンスはある1頭です。

スリラーインマニラ
前走の福島は荒れ始めていましたが、まだ先行有利で外差し不発の馬場。
内枠で接触があり、不利を受けた馬が複数いましたが、外から好発を決めたフレンドソングと、内から減量騎手のキャラメルサレが併走で逃げる展開で、行き脚で劣った追走組がどんどん追っ付け通しになる流れとなりました。
行ったもの勝ちの馬場の助けもあり、直線になっても大きく覆す差し馬が現れず、前に行った2頭の決着。
人気のスリラーインマニラは序盤内目で接触があり、直線も3列目からほとんど脚色一緒で4着となりました。
1200m戦でも問題無く、今回は巻き返せる1頭です。

★日曜日
中山4レース

タケショウビクター
前走は湿った馬場でのハイペース時計勝負。
先行争いもあって速い流れとなり、ゴールドエッグ、シベリアンアポジーは4コーナー先頭の形になりましたが、後続の目標になってしまい一気に捕えたディステニーガイでしたが、これでも少し仕掛けが早く、さらに後ろから差される結果となりました。
タケショウビクターは抜け出してから最後ソラを使ってフワッとしてしまい、その隙を突かれて勝ち馬に捕まり2着となりました。
タケショウビクターは近7週で5戦レースに使われており、今回は4連闘目となります。
使い詰めでも3,2,2,3,2着と安定しているのは、未勝利のメンバーレベルが落ちてきているからで、今回も上位可能の1頭ですがソラを使うため、2.3着付けで狙いたい1頭です。


モポーク
前走はタケショウビクターから2馬身離されての3着。
前走はパサパサでハイペース傾向で上がりの掛かるダート。
戸崎圭太騎手に替わり2走目のヒカリピオニーが初めて逃げ、内枠の馬が出てこなかったのでアッサリ先手を奪って逃げました。
外枠各馬が接近するもコーナーで振り切れて、直線で迫るのも2番手で併走していたタケショウビクターとの一騎打ちを制しました。
最後はギリギリヒカリピオニーが競り勝ちましたが、上がりは平凡で後ろの組も目立った脚色は見られず、実質バテていた内容。
モポークは良い頃の覇気が見られず、追われてからの伸びも見られませんでした。
2走前は速い流れでも勝ち馬の勢いは衰えず、直線も突き離す独走。
他先行勢は潰れて差し馬勢が2着以下の争いとなりましたが、それでも勝ち馬と脚色同じ程度で、2着以下は時計的にも平凡だっただけに、ここでの3着は評価できません。