まとめ

過去ログ594 2015/9/18 14:19

★月曜日
中山3レース
フィンガーポスト
前走は全面的に蹄跡が残る荒れ馬場+雨で外が伸びる馬場状態。
レース序盤は内枠の馬が先導し、マックールが押して主張。
道中最初から全馬内ラチ沿いを空けて集団が固まって進み、コーナーでペースが緩んで、直線みな馬場の大外に持ち出す流れとなり、雨の影響あってなかなか加速が効かない状況で1列目の先行勢も渋太く残っていましたが、この馬場で上手く伸びてきたのがパラノーマル。
フィンガーポストは道中は良い感じで理想的なレース運びとなりましたが、ハミを受けられず、左右にフラフラして走っていました。
初戦に比べるとレース内容は良化していますが、距離はマイル辺りが合っていそうな印象です。


ウィップアロング
新馬戦は全面的に蹄跡が残る荒れ馬場+雨で外伸び傾向。好スタートを決めたワンダフルラッシュも先頭に立ってからすぐ折り合い重点になり、ペースダウンの早い展開となりました。
コーナーでも動きがなく、馬場の最内を避けて集団が回っていたため直線までほぼ団子の展開。
直線で先頭の馬がスパートしてそれに追いつける馬がほとんどいない形で前の3頭が粘り、ワンダフルラッシュは最後劣勢になり、前で粘ってたダンディーアローとエディクトが競り合い、ゴール前でダンディーアローがグッと出て勝利。
馬場を気にする馬が多く、先行馬にとってペースが楽で、上がり3F勝負というよりも前残りになって当然の流れとなりました。
ウィップアロングは手頃な位置で流れに乗れており、最後はジワジワと伸びて12番人気ながらも5着に健闘。
稽古の良さが実践に結びついていますが、この中間は重い馬場に苦労していただけに道悪では割引が必要な1頭です。

バルダッサーレ
前走はフィンガーポストからクビ差遅れての4着。
道中は前の馬を見ながら良い位置で進め、最後もジワジワと詰めていました。
走破時計も優秀で相手次第で勝ち上がれそうな1頭です。

ファータグリーン
2走前は内有利な馬場でスロー上がり2F勝負。
前で競馬ができた1、2着馬が直線でも上位の伸びを見せ、内をロス無く追い上げられた同馬は僅かに上がり負け。
このレースの2着間ラブレオも次走で楽勝しており、レベルの高い1戦でした。
前走は外伸び馬場でスローの展開。
雨の影響で、この週は直線で内を避けたレース展開が目立っており、この時もペースも落ち着いて、結局前行った3頭が差は開いたがそのままという結果。
4着に敗れた同馬も未勝利を勝てる力は持っており、乗り方一つでチャンス十分の1頭です。

★日曜日
中山9レース
ナイアガラモンロー
前走は湿った馬場でも時計的には良馬場水準でスローで上がり3F勝負となりました。
多少緩さのある馬場でしたが、上がりが速い競馬となり。馬場と上がりへの対応力が求められました。
ナイアガラモンローは切れる脚が無いため、道中はペースを上げて行きましたがアッと言う間に交わされてしまい4着となりました。
この馬は直線の長いコースよりも小回りの方が合っていますが、結果の出ていない中山コースだけに買いづらい1頭です。

アドマイヤピンク
前走は全面的に蹄跡が目立って、直線内ラチ沿いが緩んで伸びにくい馬場状態。
格上挑戦のマダムヤッコが最初飛ばしそうな気配も、向正面半ばで引っ張り急にペースダウンし、3コーナーからほぼ団子の展開となり、直線は1列目の4頭がみな勢いをなくし、馬群の外を回って勢いづいたアドマイヤピンクにスマイルシャワーが追い縋る形となりました。
最後は2頭が叩き合いながら抜け出し、後から仕掛けたスマイルシャワーが競り勝ち、外伸び馬場でスロー、瞬発力必須の展開で上がりの競馬となりました。
アドマイヤピンクは結果的に動くのが早く、春に比べてしっかりと力をつけている1頭です。

2走前は開幕週高速馬場でマイネルシェルトの逃げにクラージュシチーが積極的に絡んでいましたが、向正面半ばでクラージュシチーが故障して脱落。
その場所を埋めるようにウェルブレッドが2番手に上がり、3コーナーに至るまで少しテンに争い、縦に長い隊列になりました。
3〜4コーナーで13秒台を2度刻むほどに緩め、直線再びギアを上げての上がり勝負。
離れた3番手にいたロッカフェスタが持ったまま先頭に立って、後続の追撃を楽に凌ぎ切る形となり、2着争いは3頭拮抗でしたが、差す強みでアドマイヤピンクが2着を確保。
このレースでは縦長の展開で脚を溜められる場面が無く、その分だけアドマイヤピンクは伸び切れませんでした。
中山コースも問題無く、ここは力上位の1頭です。

★日曜日
阪神2レース

メイショウトキン
新馬戦は下見所ではうるさい面を見せていましたが、レースでは問題無く、スタートを決めて中団からの競馬で最後まで脚を使っての3着。
2戦目の前走は全面的に蹄跡が多く残る馬場で仮柵移動後で内が有利な傾向。
内から押して逃げたノアビジンが結構速いペースで逃げ、早め接近してた2列目でもそこそこの流れとなり、直線に向いて大半の脚が止まってどの馬もフラフラとなり、道中内を回していた馬が最後にもうひと踏ん張りする格好。
メイショウトキンは勝負どころは押し通しでも反応が鈍く上がって行けず、直線1ハロン標過ぎからエンジンが掛っており仕掛けられた時にスッと反応出来ていませんでした。
このエンジンの掛りの遅さは中山コースでは大きなネックとなりそうです。
今回はメンバーに恵まれましたが、取りこぼす可能性もあり得る1頭です。