まとめ

過去ログ609 2015/10/1 22:54

★土曜日 
中山2レース 1/2

ギンゴー
データ
新馬戦は小雨パラついていましたが、馬場にはほとんど影響無く、スローの上がり3F勝負となり4着。新馬戦らしく緩んで前残りの流れとなり、先行勢の追い比べからギンゴーが粘っていましたが、最後に勝ち馬が差し切る格好。2戦目は軽い馬場でハイペース気味も前残りの1戦で5着。2週目でもまだ馬場の状態は良好で、結局内・前有利のまま差せる馬はいませんでした。前走は稍重発表でしたが乾きかけて馬場はフラットな状態。内枠2頭が先手を争いましたが3コーナー手前からコスモアルコンがヒマラヤキンランの半端な逃げを封じて先に前に出る格好。3コーナーから後続も追い上げようと動きましたが、コーナーワークで外に振られるばかりで押し上げが中途半端になり、直線に向くとコスモアルコンが二枚腰を発揮して粘り込みを測り、2列目を丁寧に回った好位組がそのまま流れ込みました。直線で差し込めるほどの脚を使った馬はおらず、アッサリした前残り決着となり、ギンゴーは好位の内に潜り込んで理想的な競馬で2着。ハミを換えた事と、距離短縮でコントロールが利くようになり、今回も安定して力を発揮できそうな1頭です。

開幕週でHペース差し展開。2歳戦でもペースは速く、開幕馬場でも差しが効く展開となった。先行馬でも時計性能や持続力が劣って残せない。大トビで間に合う内容。

ファインキャプテン
Mペース持久戦。序盤で掛かり気味に進出する馬はいたが、全体的にはあまりペース上がらず。勝ち馬は4角外からスンナリ接近できて差し切り。2、3着は先行馬が残ったが、4,5着馬とは位置取りの差程度か。

プレシャスエース
Mペース持久戦。序盤で掛かり気味に進出する馬はいたが、全体的にはあまりペース上がらず。勝ち馬は4角外からスンナリ接近できて差し切り。2、3着は先行馬が残ったが、4,5着馬とは位置取りの差程度か。

フレンドソング
データ
新馬戦は前日の雨の影響で緩んで時計が掛かる稍重馬場。外枠各馬が多数出遅れ、中枠の馬も衝突が複数ありました。フレンドソングが先手を奪いましたが、すぐ他の馬もやってきてお見合いしつつの雁行。コーナーで十分に息が入る展開となり、直線はある程度バラけながらの横5頭ほど併走、前が一杯に粘り込む所に内からペルソナリテ、外からダイワダッチェスとアドマイヤモラールが迫る展開で最後に追い込み馬が入れ替わって、決め手をしっかり使えた馬が上位に並ぶ結果となりました。フレンドソングはハナを切って4着となりましたが。2戦目はプラス12キロでテンションが上がり過ぎて競馬にならず、13着。3〜5戦目は連続2着となりましたが、前走は渋って時計掛かり気味の馬場で2着。あまり先手争いは起こらずに後半の追い比べ勝負となりました。急かさずに自分のリズムで走れてメリハリの利いた競馬でしたが、勝ち馬とは枠順の差もあっただけに、今回も上位可能の1頭です。

開幕週でHペース差し展開。2歳戦でもペースは速く、開幕馬場でも差しが効く展開となった。先行馬でも時計性能や持続力が劣って残せない。大トビで間に合う内容。

ラベンダーメモリー   
馬場乾いて上がり掛かる馬場で踏みこなれて若干内有利。スタート後に押してる鞍上があまりおらず、他の馬の出方を窺う展開。西田騎手→嘉藤騎手に替わったヴィランドリーがほぼ単騎で逃げて、他の馬も折り合い重点。4コーナー序盤から徐々に後続が接近、直線で若干混戦になるも外から人気のトップライセンスがジワジワ差し切り、2列目にいた好位組が踏ん張って残した。中山芝1200mにしては道中の進み方が遅く後半2Fが速い流れ、本来は前の組が楽な流れ。勝ち馬は距離延びても対応できそう。
 

★土曜日 121
阪神11レース

シリウスS
(現在と同じ条件になった07年以降の8年間を対象)

1番人気(3-1-1-3),2番人気(1-0-1-6),3番人気(1-3-0-4)で、毎年1〜3番人気の馬が馬券になっており、11年を除けば毎年必ず3番人気以内の馬が連対しています。
また2桁人気の馬が馬券に絡んだことはなく、比較的荒れにくいレースと言えます。

ローテーションで見ると、07〜10年で4連勝したオークランドRCT組が(4-0-0-4)で優秀。
13年14年はこの組からの出走はありませんでしたが、今年はアウォーディーが該当します。
オークランドRCT組4勝のうち、3勝はオークランドRCTの勝ち馬となっており、今年のオークランドRCT勝ち馬アウォーディー には心強いデータとなります。

57キロ以上の斤量を背負った馬の成績は(1-5-3-15)で、複勝率は37.5%ですが、勝率は4%で勝ち切れていません。
今年の該当馬・・・グランドシチー、トウケイヘイロー、ナムラビクター、ニホンピロアワーズ、マルカプレジオ

前年の好走馬が翌年も好走しています。
07年3着ワンダースピード→08年3着
08年3着ダークメッセージ→09年2着
10年1着キングスエンブレム→11年2着
11年1着ヤマニンキングリー→12年2着
14年2着ナムラビクトリー→15年

今年は昨年2着馬のナムラビクトリーが該当します。

★土曜日 ブラスト
阪神11レース

シリウスS

ナムラビクター
近2走は全体のペースが上がっていることが大きいな敗因で、2走前のアンタレスSは12.0 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 13.0と淀みない流れを中団内でロスなく進めましたが直線での伸びはジリジリでなかなか詰めきれずに3着となりました。
1コーナーでフワつく面を見せていましたが流れには乗れており、ただ、3コーナー過ぎから前のサンレイレーザーが邪魔になってしまい動きづらい展開となりました。
4コーナー手前で開いた内から差を詰めて直線で外に出して前を追いましたが、前が併せ馬の形で止まらずに勝ち馬からコンマ1秒差の3着となりました。

前走の平安Sは中盤からタガノゴールドの押上げでペースが上がってしまい平均的な流れで息を入れにくい競馬となりました。
発馬五分でもポジションは中団までで、手を動かして徐々にポジションを上げつつ3コーナーでは中団外に出し、4コーナーでも大外に持ち出して好位列に取り付きましたがズブさを見せてしあみ4着。
息を入れられずに早い段階で追走に脚を使わざるを得ない展開で切れ味が削がれてしまいました。
得意の阪神コース、2000mで外枠なら崩れる要素は無い1頭で、要所のギアチェンジやトップスピードをフルに生かせるこの舞台では中心の1頭と言えます。