まとめ

過去ログ633 2015/10/29 19:03

★土曜日
東京6レース

メリーウィドウ
データ
前走は早仕掛けの消耗戦となり、風の影響もあって向正面からペースアップしていました。2列目で溜めた2、3着馬が比較的スムーズな内容でしたが、それを勝ち馬が外から差し切り。メリーウィドウはハナ差の2着。メリーウィドウはパワータイプで力のいる馬場向きですが、前走は締まった馬場をこなし、本来は馬込みには入れたくないタイプながらも前走は好位で我慢する競馬で好走しました。最後は勝ち馬と離れていたためにクビの上げ下げで敗れましたが、併せる形ならコチラが勝っていた内容でした。パサパサの馬場で外目の枠ならアッサリ勝てる力はあります。

午前中の雨で脚抜き良い馬場。外枠のメジャーフォルムがサッと先手を奪い、思ったよりも速い流れで進める。2番手のカゼノトビラは追っ付け通し。前の2頭が引っ張って離れた集団が固まる隊列で、直線も前が残しそうな流れだったが、やはり前半34秒8では速いのか、直線半ばで先行勢が集団に飲み込まれる。中からマハロマナ、そして馬群の外からメリーウィドウとブルーボサノヴァが伸び、最後は控えてた強みでブルーボサノヴァが抜け出した。先行勢総崩れの流れと考えて良さそう。

ルノンキュール
データ
4走前にダートで一変して2着となった1頭。その4走前は乾きかけの馬場で砂煙は上がる水準。スタート直後は5頭以上が雁行状態でしたが、そのから勝ち馬が単独で抜け出してどんどん引き離す展開となり、1000m通過は60秒6。道中も全く緩めずに行って後続の方がむしろ追っ付け通しで4コーナーで2番手以下が集団に飲まれるのを尻目に、逃げたスマートノエルは一番の脚でさらに突き離し、この勝ちタイム1分44秒9は1000万クラスの好タイム。2着以下は差し馬に流れが向いたと言える展開だっただけに、勝ち馬以外は大きく評価できるものではありませんでした。ダート2戦目となった3走前でもルノンキュールは2着に好走。この時は脚抜き良い稍重馬場。最初は数頭でテン争いをして、雁行の中から最内のロックステップが制して先頭に立ちましたが、息をつきたかった向正面で初ブリンカーのシャトーブリアンが一気に捲って出て、隊列が入れ替わる形。先行馬もペース急変で脚を使わされ、差し馬が動きやすい流れになり、直線はシャトーブリアンも脚がない中で良く粘っていましたが、外枠のパパラヴズマンボがいい勢いに乗って差し勝ち、2着に外を押し上げたルノンキュールとなりました。ルノンキュールは直線でなかなか手前が替わらなかったために思うように差が詰まりませんでしたがダート3戦目では牡馬相手に後続を3馬身千切る圧勝。このレースの2着馬、3着馬はその後勝ち上がっており、かなりハイレベルなメンバー相手に圧勝となりました。昇級戦となった前走は脚抜きの良い重馬場で、上がり掛かるものの時計速めで先行有利な馬場状態でクビ・クビ差の3着。スタートで後手を踏んでいたため、スムーズな競馬なら勝ち負け濃厚の1頭となります。

脚抜き良い馬場。スローペースからのロングスパート戦。後半4〜5Fは持続的に速い。時計的には標準ながら、上がりが少し速く、先行勢にも厳しい展開。差し追い込み優勢の展開。ルノンキュールとヒムカが先に動いたものの、良い目標にされてしまった形。

マハロマナ
午前中の雨で脚抜き良い馬場。外枠のメジャーフォルムがサッと先手を奪い、思ったよりも速い流れで進める。2番手のカゼノトビラは追っ付け通し。前の2頭が引っ張って離れた集団が固まる隊列で、直線も前が残しそうな流れだったが、やはり前半34秒8では速いのか、直線半ばで先行勢が集団に飲み込まれる。中からマハロマナ、そして馬群の外からメリーウィドウとブルーボサノヴァが伸び、最後は控えてた強みでブルーボサノヴァが抜け出した。先行勢総崩れの流れと考えて良さそう。

フォークスグローブ
Mペース差し展開。少々テン争いはあるが2角では決まる。牝馬限定にしては淀みない流れか、先行馬が我慢できずに差しの展開となった。

★土曜日
京都7レース

アドマイヤカーリン
データ
2000mよりも距離はあった方が良いタイプですが、このメンバー構成なら着は狙える1頭。今回は枠が良く、ペプチドアマゾンの直後を狙えてインが通せそうな点はプラスです。人気勢もスピード面で押していくタイプはいないため、上手く内に潜り込んである程度流れる展開ならそれについていって一瞬の脚を使えれば上位も可能です。

最終日で馬場荒れてきた。スローで離し逃げの展開。4角で後続が追いついてスタミナ発揮したのが上位3頭。

エイシンアロンジ―
データ
前走は1〜2コーナーで緩むが向正面から速くなる展開となりましたが、道中はソロっと行かせて折り合って手応え良く追走。勝負どころで促して徐々に前に取りついて行き、直線に向いてスムーズにスペースも出来ていましたが勝ち馬が抜け出す時について行けず、1馬身差の2着となりました。休養前の1戦でもスロー気味の展開で4コーナーで一気に馬群が凝縮し、直線横一線の叩き合いでハナ差の2着。休養前よりもレース内容が良化しており、このクラスでは力上位の1頭です。

絶好の馬場でフラット、やや内有利。誰も行く気配なくテスタメントが馬なりで先導、かなりのスローに落とした。しかし向正面で前回捲り不発だったポトマックリバーが発射し、逃げた馬に横付け。若干ペースも上がった。2頭づつ連なる隊列で4角を通過し、直線再度加速する3F決め手勝負に。馬群が横に広がり、後方にいたアルバートやエイシンアロンジーが伸びて、先頭にいる馬を捉え切る。最後一番勢いが良かったのはアルバート。捲りによってペースは乱されたが、折り合いが付いて脚を使える馬が上回った形。

シュヴァルグラン
湿った馬場。スローで道中もペース上がらず上がり3F勝負。中団追走の2頭が直線抜け出した。

消耗戦差し決着。逃げたヘイローが飛ばして後続に脚を使わせる展開。勝ったアルバートは内々をロスなく立ち回ってアッサリ抜け出す完勝。函館でも堅実に脚を使えていたが、良馬場だった今回の方が明らかに切れた。2着のシュヴァルグランも外を回ったことを思えば力上位の内容。

★土曜日
東京2レース

ウイングソルジャー
テンが速く追い込み展開。序盤3頭並走状態が続き、しばらくしてハヤブサがハナに立つが、そこが全体としては速くなった区間。先行勢も坂までは粘っていたが、坂上でガラリ様相一変。後方からの追い込みが届いた。先行馬に厳しい流れの中でエディクトは粘っている方。


エディクト
テンが速く追い込み展開。序盤3頭並走状態が続き、しばらくしてハヤブサがハナに立つが、そこが全体としては速くなった区間。先行勢も坂までは粘っていたが、坂上でガラリ様相一変。後方からの追い込みが届いた。先行馬に厳しい流れの中でエディクトは粘っている方。

ショウザイシンホー
データ
新馬戦は1コーナーで隊列が決まってゴールまでそのままの展開。極端に遅い流れで後続の出番はなく、2番手からマイペースで先行し、勝負どころでは勝ち馬に早目に並びかけましたが追い比べて見劣ってしまい2馬身半差の3着となりました。2戦目は開幕日の絶好馬場で時計速いが差しが決まる状況。大外枠のショウザイシンホーが強引に先手を奪い、少し序盤は隊列がゴチャつく展開となり。一旦後手を踏んだジュアンマリエが捲って接近し、中盤もペース緩まず持続力勝負。徐々に追走で脱落する馬が出始め、捲ったジュアンマリエも4コーナーで脱落。逃げたショウザイシンホーが最後まで粘り込みを図りましたが、2列目内で仕掛けを我慢していたマカーオーンが最後一杯の脚色ながらも差し勝った格好。安定感のあるレースをしてますが、この馬はトモが甘いため、理想は軽い馬場となります。

持久戦レコード決着。淀みのない流れになり、レコード決着。勝ったキャンディバローズはそつのない立ち回りから早めに抜け出して押し切り。同日のクローバー賞よりも時計、内容ともに良く、上位は優秀な内容。


シンボリラパス
超スロー直線勝負。2F目が14.6秒と一気にペースダウン。あまりにも遅すぎたため、グランアルバスが2角で先頭奪いそのまま逃げる形。それでも全体的には超スロー。グランは直線全く粘れず。代わりに先行、好位勢が脚を伸ばし、内からマツリダバッハが抜けた。上がり勝負の形だと2〜4着馬辺りとは加速性能の差が顕著だった。


ティソーナ
スロー4F勝負。中盤が緩んで前残りの展開だが、勝ったレインボーは長く脚を使って圧勝といえる内容。内容にも成長が伺え、まだ良くなりそう。2着のティソーナも距離延長で内容は前進。


ピュアブリリアン
若干渋って重め、柔らかい馬場。外枠から減量騎手のクロコが追っ付けて先導し、それに他の馬も多数連なるが、今の馬場だと前半34秒4は結構速かったかも。隊列も縦に伸びず全体に固まり気味で、直線入口でも5〜6頭ほど横に膨れての差し比べ。内からサバイバルポケットがズバッと差してきて、後続を大きく引き離す独走。離れた2着争いは差し追い込み馬同士の争いになり、先行馬はほとんど止まった。前に行った組は随分脚を使わされた格好だったか。勝ち馬は鞍上大幅強化、馬場適性の高さもあるはず。