まとめ

過去ログ635 2015/11/4 8:41

★日曜日 共通
東京11レース

アルゼンチン共和国杯

マイネルフロスト
距離に関しては菊花賞で最低限やれてはいるので大きな不安はありません。
ただ、ポテンシャル戦としてハイレベルだったオールカマーでは後ろから押し上げるほどのモノは見せられておらず、ダービーやAJCCも含めてトップスピード戦の方が良さは出ているイメージがあります。
現時点では仕掛けが少し遅れる競馬の方が合っているように思えます。
この馬はスピードの質や持続力、ギアチェンジを一定レベルで兼ね揃えており、ポテンシャル戦でも少しパフォーマンスは落としますが一定はやれています。
それでもポテンシャル戦では菊花賞の段階でゴールドアクターに完敗しており、オールカマーのマリアライトと比較しても同じ位置からでは厳しくなってしまいます。
器用貧乏というタイプの馬なので上手く噛み合って他馬が力を出し切れない展開になる事が理想です。
ダービーでもある程度のペースでポジションを取って脚を使えているだけに、ペースは多少は上がった方が良いように思えます。
今回はメイショウカドマツがある程度のペースを作ってくれそうなため、その点はプラス材料と言えます。
五分に出てしっかりと良いポジションを確保してくれれば総合的に不安のない一頭なので、上位が嫌がる可能性がある平均ペース気味の競馬ならチャンスはあります。

ヒラボクディープ
今年は結果が出ていないケースもありますが、明確な敗因があります。
エプソムCは力負けですが、七夕賞は進路確保できず、札幌日経オープンは騎手が動くこともなく3コーナーで勝敗が決する位置となりました。
ここではマイネルフロストに福島民報杯、中山記念で楽に先着されているので力関係がカギとなりますが、ポテンシャル戦で相当高いレベルのモノを見せてきた以上、そういう展開ならチャンスは十分にあります。
また、長距離でパフォーマンスを上げてきており、1800mや2000mでのパフォーマンスで決めつけるのは早計です。
今回は得意の府中となりますが、トップスピード戦でも一定の対応はできる馬で、モンゴル大統領賞でもL5最速の超ロングスパート戦の形でL1まで食い込むトップスピードの持続力も一定レベルにあります。
2,3走前の敗因もハッキリしており、エプソムCの内容は相手関係を考えると侮れません。
ゆったりと進めれば怖い1頭で、特にポテンシャル戦で良さを発揮してきた以上、メイショウカドマツやフラガラッハの出方次第となりますが東京2500mらしくL5からの競馬になってくるようなら今のこの馬なら注意が必要です。

レーヴミストラル
秋を越してきた段階でどこまでパフォーマンスを上げてくるのかが焦点となりますが、ダービーでの課題としてペースが速い流れについていって脚を引き出せなかったという点は今回どういう形でクリアしてくるか。
そして、ある程度仕掛けが早くなってトップスピード勝負ではなくポテンシャル寄りの競馬になった時に対応できるかがポイントとなります。
血統的には不器用なトップスピード持続タイプを多く輩出しているレーヴドスカーの仔で、過去の代表産駒を見てもトップスピード持続特化型が非常に多くなっています。
4歳世代の中堅レベルのマイネルフロストには勝ってほしいところですが、ポテンシャル戦になるとマリアライト、レコンダイトやヒラボクディープ、ラブイズブーシェがパフォーマンスを上げてきます。
春のクラシックレベルの馬を相手に太刀打ちできなかったダービーを考えると、能力面での期待はそこまでできません。
これまで戦ってきた相手関係やパフォーマンス比較では、人気先行気味ので馬券的には狙いづらい1頭です。

★日曜日 共通
東京11レース

アルゼンチン共和国杯

マリアライト
トップスピードの質勝負では甘く、ポテンシャル戦でもコーナーで速いラップを刻む競馬では中山で強敵相手ではばてなくてもコーナーワークを相殺できるほどの速度が足りずに置かれてしまうイメージがあります。
アルゼンチン共和国杯なら東京2500m戦と言う事もあり、基本的には直線が最速になるため、コーナーワークで置かれる心配は少なくなります。
この馬は多少ロスがあっても最後は確実に伸びてくるタイプなので、その点で府中の2500mという条件はプラス材料です。
ただ、スローでトップスピードの質が要求されると不安が出てくるため、要所で反応良くというよりも勢いをつけていく競馬が理想です。
その点も含めて展開次第となりますが、東京2500mは基本的には極端な競馬になりにくいコースのため、5Fから加速していく流れになりやすいステイヤーコースなので条件は合っています。
ゴールドアクターはトップスピード戦の方がいいのに対してこちらはポテンシャル戦の方が良いため、展開が勝敗を分けるポイントとなりそうです。

★日曜日 共通
東京11レース
アルゼンチン共和国杯

ゴールドアクター
ペースが遅いレースばかりを使っており、菊花賞もレコードが出ていますが、道中はスローの部類でした。
3歳時の支笏湖特別を含めて札幌2600m戦はどちらもかなり緩いレースですが、500万勝ちはL4最速で、菊花賞でもポテンシャル戦で高いレベルのパフォーマンスを見せていたため、府中の2500m戦でもペースが上がらなければそれほど不安はありませんが、今の馬場で60秒ペースになった時についていってしっかりと脚を引き出せるか、後半の総合力の高さを削がれないかがポイントとなります。
今年はメンバー構成で見ると比較的楽な相手で、上手くスローに持ち込めればチャンスは十分にあります。
ここ2走が成長なのか仕掛けの遅いレースが合っているのかはまだ分かりませんが、ペースがあまり上がらずに内目でロスなく立ち回れそうな条件が整えば積極的に狙えます。