まとめ

過去ログ650 2016/7/22 9:30

★土曜日情報
福島2レース

ゼロカラノキセキ
この馬は足元が固まらずにデビューが遅れ、新馬戦は福島ダート1150mに使われて見せ場無しの9着。
2戦目は東京ダート1600m戦に使われて2着に好走。
初戦で短い距離に使われていた事もあり、2走目は気が入っておりスタートが改善されていました。
この時の馬場は乾いてやや上がり掛かる馬場状態で、タイキマロンが好スタートを切るも、内から続々競り合い上等の馬が並んできて、しばらく先頭争いが続く展開。
前半3F34秒9は未勝利ではかなり速い部類で、しかも先頭に出たドゥスールが3コーナー下り途中で被され、同時にその動きを見たアウアウが2列目から早くにスパートを仕掛けていました。
直線先頭のタイキマロンをアウアウが持ったまま交わし、好位外からゼロカラノキセキが迫って直線はほぼ2頭の一騎打ちとなり、最後までアウアウが態勢有利を維持し続けた格好です。
3着馬には3馬身半の差をつけており、勝ち時計1.39.0は前日土曜日の未勝利戦よりも1秒ジャストも速いタイムでした。
前走は脚抜きの良い馬場となり、ハイペースの消耗戦となりましたが同馬は中団で脚を温存し、4コーナーで外に出すも前が止まらない馬場だったためにメンバー最速の上がりを使っても4着までとなりました。
2走前のように乾いて上がりの掛かる馬場ならアッサリ勝てそうな1頭です。

パントコート
スタートが速い馬ですが、寸詰まりでマイル以下向きのタイプのイメージがあるだけに、今回は若干距離が長いように思えます。
前走は同コースで1番人気2着に好走していますが、前走はコーナーに進入した時点でペースは落ちていて向正面はずっと遅い流れでした。
先頭はずっとマイペースでしたが後続は3コーナーでバラけ始め、ほとんど楽をしており、ダークフォースの捲りも遠すぎて追いつかない程。
直線は逃げ馬がバテてニシノグリヨンが先頭となり、その外パントコートとハコ内ハイブリッドダンスとの叩き合いで僅かにニシノグリヨンが凌ぎ切り、パントコートが2着となりました。
この全体の時計は平凡で、前の組に楽な流れだったのは明らかな1戦でした。

リュイースター
砂を被っても問題とせず、華奢なタイプだけに急坂の中山よりも平坦コース向きのタイプです。
前走の福島1700m戦では条件的にマッチしていましたが結果は3着。
この日は弱い雨が降っており、表面が湿るほどの脚抜き良い馬場となってしまい、大外枠を引いた同馬には厳しい条件となりました。
序盤のペースは緩んでいませんでしたが、向正面でスプリングキャロルが楽な手応えで捲って先頭に立つと、好位勢もそれに食らいついて行き、スプリングキャロルもペースを落とさないまま進めていました。
そのため、リュイールスターはあ

★日曜日情報
福島1レース

このレースで人気するのは2戦連続2着となり、2戦とも3着馬に3馬身半差をつけているダイイチターミナル。
前走の福島1200m戦は1ハロン短縮での競馬だたため、スタートから勢いをつけて行った分だけハミを噛んでしまい、そのため最後は伸びを欠いていました。
しかし、このレースの3Fは35.2秒で落ち着いて流れており、理想的なレース運びとなりました。

このレースで狙いたいのはアメイズミーとニシノマッハ。
両馬とも前走は同一レースに使われ、前半3Fは33.8秒という新馬戦にしては流れており、走は時計もまずまず出ていました。
アメイズミーは4コーナーで勝ち馬に張らる不利があり、大きく外に膨らんでしまいました。
その膨らんだスペースにニシノマッハが突っ込んで来ましたが、立て直したアメイズミーが徐々に進路を内に取って来たために伸びてきたニシノマッハがブレーキをかける形となってしまい前2頭の間を割れずに待たされるロスがありました。
ラスト100m付近でようやくニシノマッハが伸びて勝ち馬に詰め寄ったところがゴールとなり、この両馬ともに不利が無ければこの2頭のワンツー決着となっていたレース内容でした。
レースが流れる展開なら2戦ともスローの競馬だったダイイチターミナルは危険な人気馬となります。
前半3F33秒台が基本となるコースだけに、ここはアメイズミー、ニシノマッハからの馬券となります。

★日曜日
函館12レース

メジャータイフーン
洋芝で3戦3連対の洋芝巧者。
新馬戦の函館1200m戦は超スローから加速して最速11.4と、馬場を考えるとまずまず速いトップスピード面を見せてL1まで11.6でまとめて余力を持ってフィニッシュ。
尻上がりに速くなるラップで、同馬の脚色ばかりが目立つ1戦となりました。
血統的には母父がスプリント色が強いファスリエフになるため、ダイワメジャー産駒とはいえマイルへの不安が残る配合でしたが、函館戦の内容を見る限りでは使える脚の長さはトップスピード戦でもポテンシャル戦でも底を見せていません。
前走はレース前のテンションが高く、馬場に先出出しとなりましたが、スタートで出遅れてしまい、押っつけて中団にポジションを取っていました。
4コーナーの手応えもそれほど良く見えませんでしたが、直線で外に出すと力強く伸びてクビ差の2着となりました。
今回は滞在競馬となり、前走のようなイレ込みも軽減される可能性が高く、今回も勝ち負けに加われる1頭となります。