まとめ

過去ログ660 2016/9/8 22:44

★日曜日情報
阪神10レース

ブラックムーン
オープン戦の前走は仕掛けても行けずに後方からの競馬となり、折り合いをつけてジックリと構えて直線にむいてから外に出すとスッと勢いがついて2番手に上がりましたがゴール前で差し返されてしまいクビ・アタマ差の3着となりました。
2走前には中山1800m戦で現級勝ちを決めており、前半スローの流れで後方からの競馬となり、道中は内で我慢させて正味直線だけの競馬での差し切り勝ちとなりました。
掲示板に載った他の4頭の4コーナー順位は4,1,2,7という完全な前残り戦(4コーナー10番手以降の馬は9,10,12着)で、11番手から差し切った内容は大きく評価できます。
準オープンの阪神1800m戦は6走前にガリバルディ相手の2着があり、その後、勝ち馬ガリバルディは中京記念(GV)を制しています。
今回は降級戦となり、中心の1頭となります。

レッドルーラー
この馬は2000m戦でも忙しいだけに、今回は距離短縮がカギとなります。
適正的に阪神コースは合っており、トモの弱さが解消されていますが、今回は割引が必要です。

カバーストーリー
2走前は久々の競馬で渋った馬場での競馬となり、道中はノメッてしまい4着。
3走前のレースでは速い上りのレースに対応できずに7着に崩れており、理想は阪神コースで流れる展開です。
今回は1800m戦でスローになれば速い上りのレースになる可能性が高く、展開的に厳しそうな1頭です。

★日曜日情報
阪神9レース
ショコラブラン

現級勝ちは3走前の福島ダート1150m戦で、表面が乾いて砂煙が上がり、非常に時計掛かる馬場状態でのものでした。
このレースは6頭ほどが並んだまましばらくテン争いをしていて、その最内から抵抗してたベストリーダーが若干の差でハナを切るもほとんど雁行状態。
先団は固まったままコーナーをずっと4〜5頭ほど並んで回っていましたがそこまでペースは厳しくなく、直線は2番手に取りついたフライングニンバスが抜け出し、好位外のアレットも追いかけていましたが、最後にショコラブランが外から57キロを背負いながら鋭い脚で差し切っての勝利となりました。
その後は準オープンでも2着となり、降級戦の前走は道中は好位の内でガッチリと抑えていましたが直線では引っ張ったままでなかなか前が開かずに追い出しを待たされるロスがありました。
僅かに開いた勝ち馬と3着馬の間を割ってジワジワと前に迫りましたが、脚を余しての2着となりました。
スムーズなら勝ち切れていた内容で、今回も勝ち負け濃厚の1頭です。

★勝負の1鞍
ラヴアンドドラゴン

京都のデビュー戦は前半1Fだけ緩んで後半5Fは緩みなく流れた展開となり、坂の下りでペースアップした時に手応えに余裕がなくなって前と離されてしまい3着。
エンジンが掛かるまでに時間を要し、ラスト100mあたりからグイグイと伸びて物凄い脚でコンマ1秒差まで詰め寄りました。
2戦目の阪神は渋って時計の掛かる馬場となり、ハイペースで流れ上がりの掛かる消耗戦で4着。
このレースはスムーズに流れに乗れていましたが追われてからが案外で、綺麗なトビをするだけに渋った馬場が合わなかった1戦となりました。
3戦目の前走は少し時計掛かる馬場で2走前と同様にハイペースで流れ上がりの掛かる消耗戦で2着。
このレースは「ゲートで待たされた事で集中力が切れましたね。道中も進んで行かなかったし、最後は舌を出して内からステッキが入ると外に寄れて勝ち馬のトモに接触していました」との事。

この中間は1日のCWで終い重点とはいえ、馬なりで1ハロン11秒3をマーク。
前走の2000mは少し長かった印象がありこの開催は、3歳未勝利は一度きりしか使えない、いわゆるスーパー未勝利となるだけに、強い馬が勝ちにこだわる1戦となります。