まとめ

過去ログ718 2017/12/11 14:07

★注目馬
土曜日
中山10レース
クロフネビームス
芝で直線では不利があった2走前の長岡Sは参考外で、距離を延ばした前走の赤富士Sで3着まで末を伸ばしてきました。直線でハミをかけ直すと馬が突っ張ってやめており、「前走は距離延長で抑え込むような形でレースをしましたが、あの形が合っているようですね、癖は分かったので今回は大丈夫。」との事。この馬は1600〜1800メートルで良績を残してきましたが、今は長い距離が合っている様子で、昨秋、現級で(3)(2)(2)着の安定した成績を残したようにもともと高い能力の持ち主だけに、復調を示した前走と同じ舞台なら期待できる1頭です。再度、吉田騎手騎乗でさらに前進可能の1頭と言えます。

日曜日
中山11レース
グレーターロンドンこの馬は後傾バランスで異常なぐらい長く切れる脚を使えるタイプで、適性的にはマイルがベストの印象があります。後半要素で非常に高いレベルのものを見せている馬というのはある程度そこから距離を延ばした方が良い傾向が出ており、この馬も最終的には1800〜2000が良さそうで、マイルでは高速馬場で全体のペースが上がってくると不安は生じます。1000万下を勝った時の馬場で4Fを45秒で入れれば、5Fも56秒半ば〜57秒で行けており、ここまで破壊的な脚が使えるなら大阪杯に出ても面白かったように思えます。Bコース替わりで幾らか軽くなるとしても、1000万下を勝った時の馬場より軽くなるとは思えず、先週もかなり時計が掛かっていました。前半46秒前後で入るとこのレベルだとマイネルアウラートがかなり手ごわくなり、求められる時計のラインも33秒台に入ってきます。その展開は一番避けたいところですが、この馬はまだ底を見せていないので、最序盤ですぐに進路を取れる位置にもっていけさえすれば問題無さそうです。トップスピードの質、坂の上りでの加速も素晴らしいので、この面子で取りこぼすとしたらスピードで8F全体の競馬になる展開です。それでもこの馬のリズムを崩さなければ好勝負可能の1頭です。グレーターロンドンスピード的にはまだ未知数で、ハイペースで脚を削がれるリスクは残っています。ただ、この馬は少なくとも後半の4Fを異次元に高めて来れるので、46-46の1:32.0で決着したとしても、この馬自身は48-44でその時計を出してくる、という可能性が十分にあり得ます。そういう点でも高速馬場状態なら後半を極限まで高めてくることが出来、ペースに対する不安は少ない1頭と言えます。この馬自身後半のトップスピードの質が抜群に高く、トップスピード持続も高いタイプと言え、加速段階で脚を使っても削がれないイメージなので先週ぐらいの超高速馬場で終いに特化すれば上がり32秒台半ばは出してこれそうです。L4を11.5で入って44秒前後、43秒台も意識できるタイプの馬なので超高速馬場で極限まで質を高めてくる方が良さそうです。不安材料で見ると2つあり、ひとつは状態面。蹄葉炎という競走馬にとっては生死を彷徨うレベルの重症を患ったわけで、蹄に対するケアというのは今回も出走を直前まで躊躇っていたようにどうしてもリスクとしては残されています。もう一つは鞍上が福永騎手に替わったことで、トップスピードの質が抜群に高い馬なので、それを引き出すことができるかが焦点となりますが、4Fから長く脚を使ってこれる馬なのでしっかりとそこを頼ってエンジンをかけて行けるかがポイントとなります。高速馬場ならこの馬は後半4Fで44秒前後を意識できる素材ですが、それはL4地点でしっかりと加速する意識を持てていないと難しくなります。その点で田辺騎手から消極的に我慢しがちな福永騎手に替わるのはプラスとは言えません。

日曜日
中京12レース
アガスティア5か月の休養明けの1戦となった前走は、立て直した効果で普段から落ち着きがあって雰囲気が良く見えましたが、勝負どころで少し気を抜くところが見られ、久々で体が10キロ減となっていました。それらを考えれば最後盛り返しての3着は大健闘と言え、もともとが叩き良化型で、「久々の分もあったし、使ってグンと良くなっています。前走は勝負所で気を抜く面がありましたが、そこを我慢できればアッサリ勝てる力はあります」との事。100メートルの距離延長もプラスと言え、叩き2戦目での距離延長で最後まで集中してスムーズに走れそうな今回は圏内確実な1頭と言えます。

★注目馬
土曜日
阪神10レース
ロードアルペジオ
2走前はソエや腰の筋肉痛の影響で休養が延びましたが、休み明けの昇級初戦でスタートでアオってしまい向正面では後方4番手となり直線入り口で進路を探しつつの競馬となりチグハグな内容となり8着。
前走は直線で進路が無く追い出しを待たされる不利があり、まともなら際どかった1戦でした。
この馬はパワータイプで、坂のある阪神では(1.0.1.0)の成績となっています。
近2走は道悪馬場で進路が無い不利もあり届きませんでしたが、3走前に勝った時と同じ阪神コースなら圏内確実の1頭と言えます。

ロードアルペジオ
前走、前々走ともに内で動けない場面があり、特に前走は直線残り1ハロンまで外の馬に閉められて進路がなく、前が開いてからは良い脚を使っていましたが、追い出しを待たされる不利が響いてコンマ2秒差の4着となり、まともなら勝ち負けになっていた内容でした。
今回は3走目ですが、1週前も楽な手応えで軽快な動きを見せており、疲れなく好調キープ。
直線に坂のある阪神に替わるのもプラスでスムーズなら巻き返し可能な1頭となります。
デビューしてからソエに悩まされていた馬ですが、休ませたことでソエは良くなっており、叩き3戦目での今回は勝ち負け濃厚の1頭と言えます。

インスピレーション
新馬戦前から横山騎手が調教に乗るなどで期待されていた馬でしたが、大跳びで軽い走りをする馬なので新馬戦は不良馬場で持ち味を全く発揮できずに8着となりました。
しかも一番馬場の悪いインを終始通っていて横山騎手も馬に負担をかけさせぬようにほとんど追っていませんでした。
2戦目は良馬場で一変して2着となり、3戦目の前走は外差し馬場でも内から狭くなる不利がありながらもよく伸びてきて後一歩及ばずの2着となりました。
「徐々に良くなっていますよ。新馬戦の時は時間が掛かる馬とは感じていましたが、もう次は大丈夫でしょう。」と、陣営星勘定の1頭となります。


ジュンテオドーラ(中京・古500万)
前走は立て直した効果で見せ場十分の3着。
好位の外から進めて3ハロン標からショウサンルヴァイの外で促して進出するも、直線のラスト1ハロンで外のカリーニョミノルより劣勢になってしまい自身の脚を使っての3着となりました。
ひと叩きした今回は更に前進が見込め、今回は上位濃厚の1頭となります。

ベディヴィア(中京・500万)
前走休み明けでも行きっぷり良く運んでいましたが、内枠で動くに動けず、直線に向いても待たされる形となった同馬。
ペースが速くても追走に余裕があり、集中して最後まで走れており、最後は内から4着まで追い上げる格好となりました。
前走は休養前より具合が良くなっており、馬を気にする面も無くなって心身ともに成長が窺えるレース内容でした。
前走はゴール前で前が窮屈になる場面があり、外に持ち出しながら差を詰めていただけに、2戦目でスムーズなら勝ち負け必死の1頭となります。

レッドヴェイロン(2歳未)
初戦は前半に行きたがるのを抑えるのに苦労して、物見をしながらの競馬となりましたが、持ったまま直線に向いて2着確保で素質の高さを示した1頭。
前走は馬の後ろに入れて折り合いをつけて進めましたが、直線で外にモタれたりする場面もあったとはいえ、スピードに乗り始めたところで、寄られてしまい行き場を失う不利がありました。
2走は1800mに使われていましたが、この馬は道中行きたがるところがあるので今回の1ハロン短縮は確実にプラスとなり、調教の動きは相変わらずいいだけに、スムーズならまず勝ち負けになる1頭です。

★注目馬
ロードアルペジオ(赤穂特別)
前走は直線で進路がなく、追い出しを待たされた。まともなら際どかったはず。パワータイプで坂のある阪神(1.0.1.0)の方が向きそう。
前走、前々走ともに内で動けない場面。特に前走は直線残り1ハロンまで進路がなく、まともなら勝ち負けになっていた。3走目だが、1週前も楽な手応えで軽快な動きを見せており、疲れなく好調キープ。直線に坂のある阪神に替わるのもプラス。スムーズなら巻き返せる

インスピレーション(2歳未)前走は直線でなかなか前が開かず、追い出しを待たされるロスがあって僅差2着。スムーズに運べれば何とかなるはず

ジュンテオドーラ(中京・古500万)前走は立て直した効果で見せ場十分の3着。ひと叩きした今回は更に。

ベディヴィア(中京・500万)休み明けも行きっぷり良く運んでいたが、内枠で動くに動けず、直線に向いても待たされる形。それでも最後は内から4着まで追い上げた。休養前より具合が良く、クラスにもメド。2戦目で勝ち負けに

レッドヴェイロン(2歳未)前走は直線で外にモタれたりする場面もあったとはいえ、スピードに乗り始めたところで、寄られて行き場を失う不利があった。阪神の芝1600メートルを予定。道中行きたがるところがあるので1ハロン短縮はプラスに出そう。調教の動きは相変わらずいいので、スムーズならまず勝ち負けに。