まとめ

過去ログ734 2018/1/15 10:47

★注目
土曜日
中山9レース
リヴァイアサン
2走前は「思ったより位置取りが後ろになってしまいました。切れるタイプではないから、流れに乗れなかったのが全てですね」と大野騎手がミスを認めており、前が有利な展開で末脚不発で7着となりました。
3走前の東京ではスタートを上手に出て道中3はジワッと先行して2番手に落ち着き、直線でも楽な手応えで追い出しを待つ余裕があり勝ちパターンの競馬でしたが、上位2頭の決め手に屈する形で3着と。
中山では3戦して6、1、3着ですが、6着時は骨折明けの1戦でプラス10キロ、スタートで滑って後方からの競馬になってしまい参考外の1戦です。
「東京では決め手で分が悪いけど、中山なら大丈夫。お年玉にしてよ」と前走時は松本重春厩務員の話として会員様へ情報提供して6番人気3着で的中となりました。
前走時は好位のポケットからの競馬で前で流れに乗れていましたが、直線でも前の馬が止まらずに3着という結果ですが、後続には2馬身半以上の差をつけており、中山コースで再度馬券になる1頭と言えます。

中山10レース・京都9レース
スズカメジャー
2走前は絶好のポジションからの競馬となり、スムーズに流れに乗っていましたが、4角で外に出した時にロライマと接触し、その後は追われてから内にモタれてしまい満足に追えずに5着となりました。
3走前はレース中に外傷を追って行きっぷりが悪くなってしまい、不向きな展開でも4着に健闘していました。
前走は右側だけのブリンカー装着で挑みましたが、スタート直後に寄られて挟まれてしまい、位置取りが悪くなって後方2番手からの競馬となりました。
ただ、ブリンカーの効果はあまり見られず、直線では内にモタれ気味に走って5着となりました。
近3走は不利の影響でまともに競馬ができておらず、4,5,5着となっていますが、スムーズならここでは力上位の1頭だけに近走の敗戦で妙味が生じる1頭と言えます。

中山9レース
ソイルトゥザソウル
新馬戦はスプリントのスピードに出負けしながら無理矢理ついていって最後に脚をなくしてしまい、直線でフラついて伸びあぐねての5着。
2戦目は一転して脚を溜めて突き抜ける圧巻の競馬で、スローペースで少々のズブさを見せながら大外一気で1頭だけ違う脚を使って差し切る強い内容でした。
その次走のアスター賞では上手に折り合って直線では外から伸びてきた3着馬に馬体を併せにいったあとに、内から先に抜け出していた勝ち馬に馬体を併せに行ってジワジワと迫っての2着。
4走前のサウジアラビアロイヤルCは外枠に入ってしまい、内でジッと脚を溜めたいこの馬にとっては厳しい枠順となってしまいました。
最後はジリジリと伸びていましたが、道悪+タメが利かなったためにフラつく面も見せており、自己条件で内枠に入れば巻き返せる1頭と言えます。
3走前は東京コースで大外枠に入ってしまい、脚が溜まらずに最後はワンパンチ不足で4着。
2走前は外枠に入ってしまい、外を回る展開で脚が溜まらずに直線ではピリっとした脚が使えずい7着となりました。
脚の使いどころが難しいタイプだけに東京よりも中山コース向きの馬で、中山ではアスター賞で1枠から6番人気で2着しており前走も中山マイル戦で、交わされてからも粘り強さを見せての3着。
今回も得意コースで崩れる可能性の低い1頭と言えます。

★注目
日曜日
中山10レース
ブレイヴバローズ
この馬は頭の高さがあって芝のレースでは勝ち切れず、古馬が相手になってからは精彩を欠いていましたが、4走前あたりから頭が下がって来ており、3走前にはチークピーシーズを試して変わり身を期待するも一本調子の競馬で最後は失速しての16着。
前々走で初めてダートに使うと3馬身半差の圧勝劇を見せ、先に動いた2着馬の後から外に出して直線半ばで並びかけるとアッという間に突き放していました。
昇級戦となった前走は0秒1差の4着でいきなりメドの立つ内容で、勝ち馬は準オープンでも小差4着に好走し、2着馬が次走勝ち上がりとハイレベルな相手での1戦でした。
速い流れでも楽に追走できており、最後は盛り返すようにジワジワと伸びていましたが、「あの感じなら前に壁を作る形の方が合っていますね。ダート適性は間違いありませんし、次は決めます」との事。
今回は慣れが見込め、少し間隔は開きましたが1週前追い切りの動きも良く、クラス2走目で勝ち上がり濃厚の1頭です。

ホリデーモード
新馬戦はゲート内でもぞもぞ動いていましたが、タイミングよくゲートを出てスンナリ2番手につける事が出来ていました。
道中は折り合いもついて直線で型通りに抜け出しを図ると、最後は切れ負けしての2着となりましたが後続には4馬身の差をつけ、勝ち馬のイェッツトは次走(先週)の京成杯でコンマ2秒差の3着。
2戦目の前走は、切れ味勝負を避けるために早目早目の競馬をしての2着。
終始手応えが良く、勝負どころでも抑えきれない手応えで先団の外につけ、直線に向いたところで先頭に並びかけましたが勝ち馬の末脚に屈しての2着となりました。
「センスがあるし、中山で力強い走りができている。今後こそ決めます」と矢野薦調教師が進めてくれた1頭となります。

土曜日
中山11レース
フェニックスマーク
500キロを優に超える大型馬ということもあり、順調に使い込めない弱みはありますが、これまでダートで5戦して2着に敗れたのが2回のみで、その2回は左回りだった新潟戦だったので、中山のダート1800メートルは3戦3勝の成績となっています。
また、新潟で2着時の新馬戦はエピカリスが相手で、能力には疑う余地はありません。
この馬は横山騎手が「壊れないで一歩一歩成長して欲しいですね。相当な素質を秘めているし、まだまだ良くなりますよ」と評価しており、前走はプラス18キロで馬がパワーアップしており、直線では終われるとグイっと伸びて難なく抜け出し、余裕たっぷりの勝ち方をしており、中山ならパフォーマンスが一枚違う1頭と言えます。

チビノオリヴィア(中山・3歳未勝利)
昨年の5回中山開催、ダート1200メートルの新馬戦で2着しており、強い勝ち馬に敗れはしましたが、3着には5馬身の差をつけており、1分12秒5の時計は優にクラス突破を決められるタイムでした。
この馬は弱さがあるために、デビュー前はビシビシと攻められない中での好走で、レース感が良くセンスの良い走りを見せていました。
出走予定が延びて今週も除外の可能性も多少はありますが、能力的に今の未勝利なら力は抜けています。

★注目
アドマイヤシャドウ(古1000万)
爪の不安で休んでいましたが、爪が良くなって挑んだ2走前は発馬で躓いてしまい、馬群から離れた後方からの競馬となりました。
4角でもまだ最後方でしたが、ラス尾1ハロンで最内に進路を取るも最後まで満足に追えないままでもグイグイと良い伸びを見せており発馬がスムーズなら勝ち負けになっていた内容での4着でした。
前走は高齢馬の久々と言う事もあり、14番人気となりましたが結果はコンマ5秒差の9着。
12キロ増で明かな余裕残しの造りでしたが、後方からジックリ進めて直線では脚がありましたが行くところ行くところで前が壁となってしまい、脚を余しただけに、スムーズならもっと際どい結果となっていました。
前走時は坂路(良)52.9-38.7-25.6-12.9 強め でしたが
今回は坂路(稍)52.8-39.0-26.0-13.1 強め でとなっており稍重馬場で時計を詰めており状態面の上積みが大きく、近2走の明確な理由のある敗戦で妙味もある1頭と言えます。

ビッグアイランド(古500万)
稽古の段階でも交わされた途端に止まってしまう馬で、1頭になるとソラを使う面みられましたが、前走でチークピーシーズを着けると、2番手から揉まれない形で先行し、抜け出してからも真面目にはしれていました。
最後は3着馬に一度は出られましたが、差し返すような感じで渋太く伸びて連を確保しており、チークピーシズ着用の効果がかなり大きかったようです。
「放牧に出して凄く良くなって帰ってきました。前走はチークピーシーズの効果もあって気を抜きませんでしたし、あの内容ならクラス卒業は近いですよ」との事。
今回は叩いた上積みも見込め、スムーズにレースができれば勝ち負け濃厚の1頭と言えます。
前走時は休み明けで未勝利馬と併せて一杯に追って余力がなく1.7秒遅れていましたが、この中間はCWコースで自己ベストを更新しており、今が充実している1頭と言え状態面に不安はありません。

日曜日中京ダート1800m
リュミエールドール
前走は発馬で躓き、大きく出遅れてしまい、3角手前から追い上げて4角では大きく振られるロスの大きな競馬となりました。
それでも直線では渋太く差を詰めて0秒6差3着なら上等で、ひと息入れたが気配は良く、スムーズに運べれば巻き返し可能の1頭です。
2走前の同じようにゲートでテンションが上がって出遅れてしまい、4角でメイショウササユリに外に振られる不利がありながらもゴール前で自身の脚を使っての3着。
馬群の中でも競馬が出来るタイプだけに、相性の良い左回り3戦目でまともなら圏内確実の1頭と言えます。