まとめ

過去ログ737 2018/1/19 10:41

★今週の勝負レース
日曜日
中山8レース

ノーフィアー
中山ダート1200メートルでは(4)(1)(3)(2)着と安定している馬で、3走前の東京1400m戦は持ったまま行く形で脚が溜まらずに10着。「デビュー以来初めての乾いた馬場で初めての1400mでバテてしまいました」との事。前走は距離を1200mに戻していつもより更に脚を溜める競馬で2着に巻き返しており、ソエが固まってきた影響で鋭い脚が使えるようになってきました。
前走の中山戦はゲートの態勢が悪くなってしまい、スタートひと息で中団馬群に取り付く競馬となり、勝ち馬には上手く立ち回られてしまい2着となりましたが、この馬もしっかりと脚を使って混戦の2着争いを制しました。
スピードに乗ってからは上のクラスの脚力を見せつけており、スタートさえまともならアッサリ勝てそうな1頭です。

★日曜日
京都12レース
アドマイヤシャドウ
爪の不安で休んでいましたが、爪が良くなって挑んだ2走前は発馬で躓いてしまい、馬群から離れた後方からの競馬となりました。
4角でもまだ最後方でしたが、ラス尾1ハロンで最内に進路を取るも最後まで満足に追えないままでもグイグイと良い伸びを見せており発馬がスムーズなら勝ち負けになっていた内容での4着でした。
前走は高齢馬の久々と言う事もあり、14番人気となりましたが結果はコンマ5秒差の9着。
12キロ増で明かな余裕残しの造りでしたが、後方からジックリ進めて直線では脚がありましたが行くところ行くところで前が壁となってしまい、脚を余しただけに、スムーズならもっと際どい結果となっていました。
前走時は坂路(良)52.9-38.7-25.6-12.9 強め でしたが
今回は坂路(稍)52.8-39.0-26.0-13.1 強め でとなっており稍重馬場で時計を詰めており状態面の上積みが大きく、近2走の明確な理由のある敗戦で妙味もある1頭と言えます。

ナムラヒューマン
今は右回りでも問題ない馬で、前走も安定して走って4着。
芝スタートでは置かれてしまうため、今回のオールダートではスタートのロスも改善されます。
2走目の阪神では先行決着で1〜3着馬の4角位置が3,4,4の決着を4角13番手から差し込んでの4着は評価できます。
展開待ちの馬となりますが、展開が嵌ればまとめて差し切れる力を持っている1頭です。

メイショウタラチネ
5走前は最内枠から最内追い込みで0.1秒差4着好走、今回も内枠引いて同策を狙ってきたがまともに詰まって全く追えずの11着となり、捌けていれば掲示板はある脚色でした。
それ以前の当クラスでの中央戦績は[3着・3着・4着・7着(Hレベル戦)]で、決して格下戦績馬でもありませんでした。2,3,4走前は11,6,9着と安定してませんが、スペースが無く伸びきれなかったり、距離が1ハロン長い1400m戦だったり敗因は明確です。
前走は1200m戦に戻して3着となりましたが、直線では勝ち馬に寄られる不利があってのものでした。
それでも3着に差し込んでおり、再度同じ条件の京都1200m戦でスムーズなら更に上位可能の1頭と言えます。

★日曜日
京都10レース

オウケンビリーヴ
5走前にダートを使われると、先頭に立って遊ぶ余裕を見せながらの好時計勝ちでダート適性の高さを見せました。
4走前は2着となりましたが、勝ち馬サイタリーレッドは次走、オープンも勝って4連勝を決めており、捉えられなかったのも仕方がありません。
この馬もダートに使い出してからの内容が優秀で、砂を被ってもまったく問題ありません。
4走前の降級戦は4角までは全く問題なく進めていましたが、直線ではずっと前が詰まって動くに動けない展開となり、追えたのはラスト100mだけで完全に脚を余す競馬で3着となりました。
この馬はオープン級の力を持っていますが、なかなか勝ち上がれないのはソラを使ってしまうためで、2走前も最後は抜け出してからソラを使って最後はハナ差まで詰め寄られていました。
前の馬を追いかけていく事ができるだけに、相手は強い方がこの馬の力を引き出せるため、クラスは上がった方が良いタイプの馬です。
どのクラスでも相手なりに走れますが抜け出すと気を抜くために勝ち切れないタイプだけに、ここも2〜3着に取りこぼす可能性がある1頭です。