まとめ

過去ログ739 2018/1/23 9:46

★日曜日
東京11レース

根岸ステークス

カフジテイク
東京マイルと違ってダートスタートで最序盤からそこまでハイペースにならないため、3〜4角で前が息を入れる意識がそこまでない点を考えると東京1400の相性はかなり良いさそうです。
根岸Sの過去10年のラップデータを見ても傾向的に3〜4角でゆるまず入ることが多い傾向にあり、どう見ても加速が苦手なタイプだけに、その点でも全体である程度淡々と流れてエンジンがかかった状態で直線に入れる可能性が高いという点ではプラス作用しそうです。
ただ、昨年秋以降の内容はあまり良いモノではなく、今回も人気を背負う立場なので絶対的な信頼は置けません。
今年はメンバー構成を見てもそこまで飛ばすような逃げ馬は不在で、適性面で根岸Sの傾向的には合いますが、今年は昨年ほどには噛み合い切らない可能性の方く、近走が物足りない点はマイナス材料となります。

サンライズノヴァ
前走は内で包まれて我慢を強いられたのが響していました。
エンジンがかかってからは渋太い馬いですが、ギアの上げ下げは苦手な印象があり、JDDも距離の問題はありますが12.5 – 12.7 – 13.3 – 12.3 – 13.0とコーナーでゆるんで直線での再加速という流れに乗って反応できなかった感じもあります。
東京1400mになるのはプラスで、前走の師走Sも待たされながらも最後まで伸びており、パフォーマンスそのものというよりタフな馬場であれだけやれたのは良い材料と言えます。
内からでも前走は対応できており、信頼も置きやすい1頭と言えます。

ベストウォーリア
ハイペースでも強く、息が入ってもギアチェンジは最低限持っている馬なのでそこからの加速にも対応できます。
特に東京1400mでは3〜4角でそこまで極端な減速が起こりにくいために直線でもそこまでの加速も問われません。
内枠から好位を取れれば怖い馬ですが、さきたま杯で想像以上に良くなかった点と、近2走も物足りないので評価は上げることはできません。

★注目
ギャラルホルン
暮れの新馬戦に使われて着馬から6馬身も離された3着馬ですが、先行した先着2頭に対し、ゲートで伸び上がるスタートで終始外から追い上げる形となったレース内容だけに、2戦目の上積みが大きく見込める1頭です。
スタートでアオってしまい、4角でもかなり離されていましたが、直線では500万も連勝した勝ち馬に見劣りしない伸びを見せており、伸びるようなストライドでラスト1ハロンは強烈な末脚でした。
1回中山は全休し、直線が長い東京に照準を定められ、距離延長もプラス材料となりそうです。
530キロの大型馬だけに1度使われた上積みも大きく、流れに乗れればアッサリ勝てそうな1頭です。

テンポディヴァルス(東京・3歳未勝利)
休み明け+初ダートだった前走は出遅れて追走に手一杯となり、道中は最後方にまで置かれてしまいましたが、そこから直線だけで上位勢とはそれほど差のないところまで伸びてきての4着となりました。
初めてのチークピーシズも効果があり、体つきからみてもダートがベストと言えます。
小回りの中山よりも広い東京向きのタイプで、今回は東京戦で前走の中山戦以上の力を発揮できそうな1頭と言えます。

★注目
土曜日
東京9レース
タイセイエクレール
終いは確実のタイプで、右回りでは手前を替えずに中途半端なレースになってしまいますが、前走の京都でも左手前でばかり走っての3着。
直線で手前を得るのが遅く、替えてもすぐにまた右手前に戻していました。
今回は左回りの東京戦となり、スムーズに手前を替えられる舞台でパフォーマンスが上がるのは間違いない1頭と言えます。
2走前の昇級戦の中京では12キロ増の太目の馬体で3着。
今回は中間の動きも申し分なく、左回りで勝ち負け濃厚の1頭と言えます。

日曜5R
ピボットポイント
この馬はデビュー前の稽古ではCWコースでは走りにくそうにしていましたが、本馬場では良い動きを見せて新馬戦で2番人気に推された馬で、レースでは物見をしてしまい促されながらの競馬となりましたが、最後は直線だけで追い上げてゴール寸前に5着に浮上しました。
前走後にルメール騎手が「まだエンジンのかかりが遅いから外回りの2200mなら勝てる馬」と陣営に進言した経緯があり、今回は2200mに使われる事になりました。
初戦は道悪も応えて体の緩さも盛られましたが、ひと叩きした今回はエンジンの掛かりの遅さをカバーできる舞台で差し切り可能の1頭です。

メイショウカギロイ(3歳未)
新馬戦は太目で、稽古でも息遣いが悪い中での1戦となり、レースではビッシリ来られる厳しい展開となり最後に甘くなってしまい4着となりまし。
2戦目は少しだけ絞れましたが、外目の枠からの競馬となり、「内に入れたくてもこの枠では厳しかった」とデムーロ騎手が反していた通り、終始外を回る競馬となり、最後は直線で渋太く差を詰めるも前が止まらない流れで3着となりました。
3戦目の前走は1週目に追う事が出来ない誤算が生じており、体には余裕が見られる状態で挑んで2着。
スタートで後手を踏みながらも二の脚で好位を確保し、外で行きっぷり良く追走すると3角で前に接近して勝ち馬とのマッチレースに持ち込むも2着まで。
後続には3馬身半の決定的な差をつけており、中間は発熱の影響で追い切れない誤算があっただけに評価できる内容と言えます。
今回は中間も順調に来ており、CWでは未勝利馬とは思えない存在感を見せており、今回は確勝級の1頭と言えます。