まとめ

過去ログ741 2018/1/25 16:51

★土曜日
京都5レース

カンタービレ
明らかに追い不足だった新馬戦は直線に向くまでスペースが無い窮屈な競馬となり、ラスト1ハロンからようやく追い出されての2着となりました。
新馬戦の時はCWコース(良)で86.0-68.9-52.9-38.3-11.9(一杯)で古馬500万下のキングジュエリーと併せて0.9秒追走して同入していましたが、前走時の中間はCWコース(良)で82.8-66.2-50.9-37.5-2-12.2(馬なり)という好タイムをマークしていました。
最終追切は浜中騎手騎乗で古馬1600万下のタニノアーバンシーを0.8秒追走して0.1秒遅れの内容で超格上馬を煽る動きを見せていましたが、レースでは出遅れて終い徐々にポジションを上げる競馬となり、3角手前で好位の内にポジションを取り、その後も引っ張ったままでしたが4角で外に逃げ気味ななりながらも抜け出しましたが、ゴール寸前で差されての2着となりました。
前走は良い目標にされてしまいましたが、スタートさえまともならアッサリ勝てそうな1頭と言えます。

★土曜日
中京12レース

エイシンスレイマン
昇級初戦は降級馬相手に2着となりましたが、この時は直線の最後に左手前になっていました。
その後は休養を挟んで3,2,10着という成績ですが、休み明け初戦は勝ち馬とのポジション差が響いた1戦で、2戦目は内々で狭い中でも最後は直線で最内を突いて鋭く伸びての3着となりました。
前走は2ハロン延長の2000m戦となりましたが、道中はスペースが無く中団のラチ沿いで動くに動けず、直線でも全く進路が無く外に出せたのはゴール直線で脚を余す内容だっただけに参考外の1戦と言えます。
マイルに使われてから安定して走れるようになった馬だけに、マイル戦に戻る今回は巻き返し濃厚の1頭と言えます。

★日曜日
東京11レース
根岸ステークス

キングズガード
ダートスタートの1400mでは極端なハイペースにはなりにくいため、決め手の質で見劣ってしまいます。
カフジテイクとの比較では、中盤で緩む展開なら優位に立てますが、その場合は前目から動けるベストウォーリア、アキトクレッセント、ブルドッグボスが強敵となり、それらを差すにはトップスピードの質が足りません。
今回はカフジテイクよりは下の評価となります。

ブルドッグボス
エンジンが掛かってからの脚は質的にも持続力的にも良いものを見せており、東京1400mでダートスタートならそこまで前半で苦労もしなさそうです。
クラスターCでも盛岡の1200m戦で高速ダート、平均のバランスで良さが出ており、東京1400m戦で好位ぐらいから進めながら淀みの小さい中でしっかりと脚を出し切ってくれば上位可能です。
スピード面を持っていてハイペース適性も高いだけに、1400m戦なら昨年ぐらいに流れた方が良さそうです。

ノンコノユメ
エンジンの掛かりが遅く、ゲートも二の足も遅くてポジショニングが悪いという弱点がある馬ですが、良い頃ならエンジンが掛かればどこまでも伸びており、ハイペースそのものは歓迎できるタイプなのはフェブラリーS2着からも間違いありません。
近走の内容で復調のきっかけといい切れるレースは無く、今回も58kgを背負うので不安は多い1頭と言えます。
また、今回は後方待機型での強敵が多く、カフジテイクやサンライズノヴァは東京1400mではかなりの強敵と言えます。今回のメンバー構成で58kgは条件的に厳しい1頭です。

サイタスリーレッド
平均ペースの淀みない展開で、後半を出し切れる流れで突き抜けた栗東Sは強い競馬で、兵庫GTも戸崎騎手が油断して一気に武豊騎手に来られた側面が強く、L1は伸びてきていました。
本格化以降で崩れているのは1200mでスピードを問われたときで、1400mの方が適性的には合っているように思えます。
また、この馬は前目でスピードに乗せてというタイプですが、栗東Sでもしっかりと馬群の中で立ち回れていたので仮に少し出負けして包まれたとしてもリスクが小さいというのも良い材料と言えます。
逃げ・先行馬にとっては厳しいレースですが、その中では強く狙いたい一頭です。