まとめ

過去ログ746 2018/2/6 9:39

★日曜日 
共同通信杯

グレイル
京都2歳Sで示したのはある程度力の要る馬場で、右手前で非常に長い間トップスピードを維持してきたという点ですが、一方で瞬間的なトップスピードの質に関してはまだ何とも言えません。
共同通信杯で勝ち切れるかどうかという点ではそこがカギとなるだけに、しっかりと動く意識をもってくれる武豊騎手というのは心強い鞍上と言えます。
また、左手前でコーナリング、右手前で直線というのが基本となる左回は合っており、パフォーマンスを上げてきた京都2歳Sが完全に右手前で走り切っているということを考えると府中の方が安定しそうな感じがあります。
東京1800で取りこぼすパターンはアクセルの踏み遅れで前に出し抜かれる形で、先週ぐらいの馬場ならそこまで心配はありませんが、高速馬場になっていた場合は少し割引が必要です。

ゴーフォザサミット
前走の百日草特別だけやれれば後半は通用する馬で、坂スタートだった2走前の中山1800m戦を除けばスタートは安定しているので、ポジショニングをしっかりと取れれば好走の可能性は高くなります。
この馬の瞬間的な切れ味は高いレベルにあり、今回はカフジテイクよりも前を取れるかどうかが大きなポイントで、前を取れなくても近い位置から4角で早めの仕掛けで勝負していければ問題ありません。
ここではグレイルの方が素材的には上の評価で、カフジテイクの方がギアチェンジ面、トップスピードの質は上の評価となります。

★注目
アウトバーン(小倉・3歳未)
「小倉を待っていた馬がいるんだ」と目野調教師。この馬の芝5戦の成績は6,5,8,5,11着でしたが、2走前に阪神ダート1200m戦に使われるとポンと出てハナに立ち、軽快に逃げて直線は後続との差を広げて押し切り態勢に入りましたが右手前のままでラスト100m付近で脚色が鈍ってしまい、ゴール寸前に差されての2着。
前走は中京ダート1200m戦に使われ、最内枠からポンとハナに立って1馬身半のリードを保ってのマイペースでの逃げとなり、最後まで渋太く粘るも直線で楽だった勝ち馬に掴まっての2着となりました。
とにかくスタートが速く、今回は待望の平坦小回りの小倉1000m戦となり、確勝級の1頭と言えます。 


コマビショウ(3歳500万)
芝の新馬戦敗退後は連闘でダートに使われて8馬身差の圧勝となった同馬。
仕掛けて好位の内から進め、道中も流れに乗って手応え良く追走し、4角でも2着馬の後ろで持ったまま控えていましたが、最内が開いた時に突っ込んで一気に抜け出すと後続を一気に突き放しての大楽勝となりました。
「敢えて砂をかぶせてみましたが、怯む感じも無かったです」と和田騎手が話しており、2番人気で挑んだ前走のもちの木賞はレースのラスト3ハロンが12秒2―12秒1―12秒3という上がりの速い決着で、馬群が固まっていたこともあり、ペースが上がった3角手前から5頭分ぐらい外を回りながら追い上げるロスの多い競馬となりました。
ただ、それでも、1ハロン標手前あたりでは勢い良く伸びて前を捉えそうな勢いをみせており、「大トビで行き脚がつきませんでしたし、流れが向かない中で最後は来ていましたし能力はかなり高いですよ」と和田騎手が評価しており、ひと息入れたことで馬もフレッシュな状態となっており、今回は巻き返し濃厚の1頭と言えます。


キョウワヒラリー(小倉・古500万)
前走芝の1200m戦に使われるも直線内でスペースがなく脚を余して不完全燃焼の競馬で9着。
レース前から控える策が出されており、道中は手応えが良く追走できていましたが直線で馬群に包まれる不利がありましたが芝の短距離での適性が窺える内容でした。
未勝利勝ちが函館だったように、いいスピードがあり小回りの1000メートルはベスト条件といえ、前走の敗戦で今回は妙味ある1頭と言えます。


日曜日 東京9レース
ディープジュエリー(東京・初音S)
秋のユートピアSで3着となりましたが、2着フロンテアクイーンは次走重賞のターコイズSでも2着で4着ミエノサクシードは次走元町Sを勝っており、これにクビ差先着していました。
前走の中山ターコイズSは7着となりましたが0秒3差。4勝中3勝が東京で、東京成績は(3.0.2.0)と全て3着以内となっており、デビューから1800メートルで3連勝しているだけに、距離にも問題はありません。

月曜日東京11レース
テトラドラクマ(東京・クイーンC)
前走のフェアリーSは中山マイルで大外枠となり、1角でぶつけられてしまい道中はリズムを崩して走っていました。
その後もペースが落ち着いたところでマクってこられて2度リズムを崩してしまい、勝負どころも外から被される苦しい展開で伸び切れず6着。
前走の敗因は明白で見直し可能の1頭といえ、未勝利を勝った際のパフォーマンスから潜在能力はかなり高い1頭と言えます。

★注目
「小倉を待っていた馬がいるんだ」とのことで、注目したい。アウトバーン(小倉・3歳未)スタートが速い。1000メートルなら一気か。
 この2月一杯で引退される目野調教師

月曜東京のレディバード(3歳500万)を。

コマビショウ(3歳500万)前走はレースのラスト3ハロンが12秒2―12秒1―12秒3という上がりの速い決着。馬群が固まっていたこともあり、ペースが上がった3角手前から5頭分ぐらい外を回りながら追い上げる形に。ただ、それでも、1ハロン標手前あたりでは勢い良く伸びて前を捉えそうな勢いがあった。さすがに最後は脚いろが鈍ったものの、力は十分示したし、ひと息入れたことで馬もフレッシュな状態に。

キョウワヒラリー(小倉・古500万)前走は直線内でスペースがなく脚を余して不完全燃焼の競馬に。未勝利勝ちが函館だったように、いいスピードがあり小回りの1000メートルはベスト条件。

ディープジュエリー(東京・初音S)牝馬限定の準オープンは秋にユートピアSがあり、そこで3着。2着フロンテアクイーンは次走重賞のターコイズSでも2着。4着ミエノサクシードは次走元町Sを勝ち、これにクビ差先着していた。自身、中山のターコイズSは7着でも0秒3差。4勝中3勝が東京。デビューから1800メートルで3連勝し、距離にも問題がない。

テトラドラクマ(東京・クイーンC)フェアリーSは中山マイルで大外枠。枠順も確かに厳しかったが、道中は他馬の動きでリズムを崩す場面が複数あり、勝負どころも外から被される苦しい展開。伸び切れず6着止まりも、敗因は明白で見直し可能。前走の1番人気の支持には正直驚いたが、未勝利を勝った際のパフォーマンスから潜在能力はかなり高い。