まとめ

過去ログ752 2018/2/19 14:26

★注目馬 日曜日
中山11レース
サクラアンプルール
中山巧者で、中山での芝のレース成績は(3.1.1.1)となっています。
前走の中山記念では16着に大敗しましたが、これは力負けではなく、最後の最後に内外から挟まれて行き場がなくなってしまい、落馬寸前の大きな不利を受けてその後は追わずに大事を取った内容でした。
まともに走れていればシュバルグランと差の無い競馬が出来ていた内容だっただけに、もったいない1戦と言えます。
そのため、前走の有馬記念で3着になっていればここは当然人気の1角となっているはずですが、前走の大敗で今回は妙味が非常に大きな1頭と言えます。
昨年の中山記念でも8番人気ながら2着の実績があり、ネオリアリズムとはコンマ1秒差負けましたが、ロゴタイプ(皐月賞1着、安田記念1着、2着)、アンビシャス(前年の中山記念でドゥラメントからクビ差の2着、大阪杯ではキタサンブラックをクビ差制しての1着)、ヴィブロス(秋華賞1着、ドバイターフ1着)相手に先着しています。
この舞台ならG1クラスの能力を発揮できる馬で、中山成績(0.1.0.0.2)のヴィブロスが人気しそうなだけに、近走成績や危険な人気馬の存在で妙味ある1頭と言えます。

中山10レース
スズカグラーテ(中山・ブラッドストーンS)
新馬2着後は初勝利に4戦かかってしまい、2勝目も1年近く要しましたが、昨年5回中山で舞浜特別を連勝し、年明けの初春Sでは0秒3差4着。
昇級のペースでも楽々と対応し、一戦毎に時計も詰めています。
中山1200メートルでは(2)(1)(3)(2)(2)(2)(1)(1)(4)着の安定感があり、「前開催の東京は全休してここに備えました」との事で、今回は狙い目の1頭となります。

小倉12レース
ロイヤルメジャー
イレ込む気性を考慮して早目(レースの週の水曜日)に小倉へ移動した前走でしたが、二人引きでややテンションが高く、レースは出たなりで中位の外から進めて4角で間合いを詰めて直線でもしっかりと伸びて2着となりました。
この馬は気性面から滞在競馬が合っており、滞在競馬の函館戦では(2.2.0.1)で崩れたのは函館2歳SのG3戦で、しかもスタートで接触する不利があって掛かってしまい競馬にならなかった1戦のみです。
前走後は予定通り小倉に滞在しての調整となっており、滞在競馬となる今回は勝ち負けに加われる1頭と言えます。

★注目馬 土曜日
小倉10レース
コマビショウ(3歳500万)
芝の新馬戦敗退後は連闘でダートに使われて8馬身差の圧勝となった同馬。
仕掛けて好位の内から進め、道中も流れに乗って手応え良く追走し、4角でも2着馬の後ろで持ったまま控えていましたが、最内が開いた時に突っ込んで一気に抜け出すと後続を一気に突き放しての大楽勝となりました。
「敢えて砂をかぶせてみましたが、怯む感じも無かったです」と和田騎手が話しており、2番人気で挑んだ前走のもちの木賞はレースのラスト3ハロンが12秒2―12秒1―12秒3という上がりの速い決着で、馬群が固まっていたこともあり、ペースが上がった3角手前から5頭分ぐらい外を回りながら追い上げるロスの多い競馬となりました。
ただ、それでも、1ハロン標手前あたりでは勢い良く伸びて前を捉えそうな勢いをみせており、「大トビで行き脚がつきませんでしたし、流れが向かない中で最後は来ていましたし能力はかなり高いですよ」と和田騎手が評価しており、ひと息入れたことで馬もフレッシュな状態となっており、今回は巻き返し濃厚の1頭と言えます。

阪神11レース
ナムラアラシ(仁川S)
2走前の浦和記念は、レース中に落鉄してしまい、トモの爪を傷めており、参考外の1戦です。
前走のアルデバランSは中位の少し後ろから進めて道中は枠なりに内を距離損なく進め、4角では手応えを残して気を窺っており、直線に入ってからスムーズに外に出して追われる毎に良く伸びて最後はリードを広げての完勝となりました。
なかり強い勝ちっぷりでしたが、9キロ増で腹袋があってまだ太く見えただけに、一度使われた今回はさらに大きな上積みが見込めます。

阪神9レース
サンタフェチーフ
前走は52キロの軽ハンデだったとはいえ、重賞でも5着に好走した同馬。
「もうちょっと上手く乗って上げられれば良かったんですが・・・」と四位騎手が反省していましたが、それでも強敵相手に掲示板に乗れた内容は評価できます。
近走の充実ぶりが目覚しい1頭で、ノドの手術が良かったようで、この時期でも肌艶が良く活気ある動きを見せています。
中間は攻め強化されており、動きも抜群で開幕週の馬場も歓迎材料だけにアッサリまである1頭です。

中山9レース
ロサグラウカ
11月の福島が初陣となりましたが、この馬の勝ちっぷりは東京開催あたりで勝った馬たちを凌ぐもので、終始鞍上が抱えたままで最後もノーステッキ。
それでいて終い2ハロン11秒6―11秒4は他馬とは素質が違ったという内容でした。
しかもまだ緩さが残る中でのパフォーマンスで使われて更に高いパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
今回はタニノフランケルが人気を集めそうですが、中山コース向きとは言えないだけに、タニノフランケル以上のパフォーマンスが期待できるだけに妙味がある1頭と言えます。

ダイワギャバン
新馬戦は少し緩めの馬体でしたが、好馬体。
レースは出負けましたが、慌てず後方からの競馬となり、向こう流しで先を越されてリズムを崩してしまいましたが、4角手前から仕掛けて前に接近すると、直線では前が止まらない流れでもハミを取ってから力強く伸びてゴール前は流す余裕を見せての勝利となりました。
時計は水準でしたが、能力はかなり高く、「この先が楽しみになるレースでした」と田辺騎手も評価している1頭です。

★注目馬
メイショウラバンド(小倉・古500万)
前走は前半いい感じで流れに乗っていましたが、4角、直線と窮屈になってしまい13着に大敗してしまいました。
近走は10,12,6,13着と不振ですが、このクラスでは5度の2着、4度の3着の実績がある実力馬で、前走で復調が窺えただけに今回は得意の小倉でチャンス到来の1頭となります。
この馬の小倉の芝成績は(1.3.2.4)で小倉の芝1200m戦になると全て500万下クラスで(0.2.2.1)と安定し走れており、近走の成績から人気しないだけに条件替わりで一変の可能性が高い1頭と言えます。


アスカリアン(3歳未)
デビューするまでに爪やトモの不安で時間が掛かりましたが、稽古ではハミ掛かりが良く良い動きを見せていたために2番人気での出走となりました。
しかし、実戦では砂を被せると嫌がってしまい、向正面で外に出せずに気を遣ってハミを取らず終いでラスト1ハロンから内にモタれて甘くなってしまい4着となりました。
2戦目の前走は砂を被っても前進気勢があり、好位の内から流れに乗っていました。
ただ、最後は直線で前が壁になってしまい王出しが遅れるロスが響いての2着となり、スペースが出来てからしっかりと伸びていただけに、スムーズなら勝ち切れていた内容でした。
使われる毎に内容が良くなっており、今回は確勝級の1頭と言えます。


ロッテンマイヤー(古1000万)
屈腱炎で長く休んでいた馬ですが、1年3カ月振りのレースはダートに使われて明らかに叩き台の1戦で16着。
放牧を挟んだ前走では最後まで渋太く脚を使い、復調を示す内容での2着となりました。
屈腱炎で大きなブランクがあった馬ですが詰めてえる分、今回は上積みも大きい1頭となります。
素質は間違いなく重賞級の馬で、今回はアッサリ勝てそうな1頭と言えます。